3.04:シティ vs チェルシー(H) - マンチェスター・シティ ファンサイト

公開日:2018/03/05
3.04:シティ vs チェルシー(H)

チェルシーに対してパス成功900本
支配率はなんと71.1%で完勝
コンテ監督も「もうシティは止められない」と

対戦相手 3.04:マンチェスター・シティ vs チェルシー(H)1-0○
得点 46:ベルナルド・シルバ
GK エデルソン
DF ウォーカー、ラポルト、オタメンディ、ジンチェンコ
MF ギュンドアン、ベルナルド・シルバ、ザネ、ダビド・シルバ、デブルイネ
FW アグエロ
交代 85:アグエロ >>> ジェズス、87:ジンチェンコ >>> ダニーロ、90:ダビド・シルバ >>> フォーデン
ベンチ ブラボ、ストーンズ、コンパニー、トゥーレ

コンテ、マンCに完敗のライバルを揶揄「私は0-3で負けるほど愚かではない」
フットボールチャンネル

チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、マンチェスター・シティとの一戦を振り返った。スペイン紙『アス』が伝えた。
チェルシーは4日、プレミアリーグ第29節のシティ戦を戦い0-1で敗北。点差は最小に収まったものの、シュート数、支配率、パス成功率など様々な面で圧倒され、内容的には大きな差をつけられての黒星となってしまった。
チェルシーのコンテ監督はライバルチームのアーセナルを例に挙げ、この試合に対する自身の見解を示している。
「批判は全て受けなければならないが、私は、マンチェスター・シティ相手にオープンなプレーをして0-3で負けるほど愚かではない。私の記憶が正しければ、2日前にアーセナルは彼らと2度対戦していて、君たち(メディア関係の人)は30分で3ゴールを与えたことを理由にヴェンゲル監督を批判した」
アーセナルはカラバオ杯の決勝、さらにはプレミアリーグ第28節でシティと対戦しており、いずれも0-3で完敗を喫していた。コンテ監督は「シティ相手には頭を使わなければならない。そうしなければ、悪い形で負ける危険にさらされてしまう」と振り返っている。
ロンドンの2クラブでさえも止めることのできなかったシティは、現在勝ち点78で首位を独走中。今後は上位チームで言えば33、34節にそれぞれマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムとの対戦が控えているが、果たしてその2チームはシティの独走状態に少しでも足止めを食らわせることはできるのだろうか。

コンテ監督も「止められない」と脱帽、マンCがチェルシー撃破
(AFP=時事)

シティは後半開始1分、ダビド・シルバ(David Silva)の低い折り返しをファーサイドのベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が押し込んで先制すると、これが決勝点となった。勝利したシティは、2位との勝ち点差を暫定で18ポイントとしている。
一方、敗れたチェルシーはリーグ戦最近5試合で4敗となり、4位との勝ち点差は5に開いた。さらにコンテ監督は、この試合もアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)とオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)という実績のあるセンターフォワード2人をベンチスタートとした結果、枠内シュート0本で試合を終えており、指揮官の消極的なアプローチにも厳しい目が向けられている。
コンテ監督は「きょうは現時点の彼らとわれわれの間に存在する差を見せつけられた。25ポイントは大差だが、ほかの試合についての後悔はあっても、きょうに関してはないように思う。選手たちは本当によく頑張っていた」とコメントした。
「マンチェスター・シティのようなタイプのチームが、きょうは素晴らしいクオリティーだけでなく、素晴らしいメンタリティーを見せていた。質の高さに気持ちの強さが加わったら、もう誰にも止められない」
シティは残り9試合で4勝すればリーグタイトルに手が届くが、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督もチームの独走ぶりには驚きを隠せずにいる。29試合で勝ち点78という現状について、グアルディオラ監督は「まさかという感じだよ。信じられない。選手に聞いても信じられないというはずだ」と答えた。
試合終了のホイッスルが鳴ると喜びをあらわにしたグアルディオラ監督は、自身初のプレミア制覇は時間の問題だということを感じつつ、独走状態であろうとも積極的な姿勢を失わない選手たちをたたえている。
「昨季の王者チェルシーを相手に、素晴らしい内容のサッカーができたと思う。攻撃的に戦い、自分たちのやりたいサッカーを見せたいという意欲と姿勢を何度も示していた。それが勝因だ」 【翻訳編集】 AFPBB News

マンC、このまま優勝なら「6つの新記録」樹立も。最多勝ち点、最速優勝…
フットボールチャンネル

プレミアリーグで首位を快走するマンチェスター・シティは、このままいけば6つの「新記録」を樹立して優勝を飾ることができるかもしれない。英『スカイ・スポーツ』によるデータをスペイン紙『アス』が紹介している。
シティは現地時間4日に行われた第29節の試合でチェルシーと対戦し、1-0で勝利を収めた。これまでわずか1敗しかせず、25勝3分けという圧倒的な成績で首位を走っている。
現時点で勝ち点78を獲得しているシティは、このペースを維持すれば勝ち点102に到達する計算となる。2004/05シーズンにチェルシーが達成した「勝ち点95」の最多記録を大きく上回る数字だ。
また、プレミアリーグの年間最多勝利数は昨季のチェルシーが記録した30勝。シティは残り9試合で6勝すれば上回ることができる。
2009/10シーズンのチェルシーは「103得点」と「得失点差+71」というリーグ記録を樹立した。現在83得点20失点(得失点差+63)のシティは、このままのペースなら110得点、得失点差+83に到達することができる。
優勝チームと2位チームの勝ち点差は、1999/2000シーズンにマンチェスター・ユナイテッドがアーセナルを18ポイント引き離したのが最多。現在2位リバプールに18ポイント、1試合を多く残す3位ユナイテッドに19ポイントの差をつけているシティがこれを上回る可能性は十分にある。
最後に、シティはプレミアリーグの「史上最速優勝」も達成できるかもしれない。2000/01シーズンのユナイテッドが5試合を残して優勝したのが過去最速だが、シティがこのまま勝ち続ければ、4月7日のユナイテッドとのダービーマッチに勝利した時点で6試合を残して優勝を決められる可能性がある。

チェルシー戦の勝利を喜ぶペップ「9人がボックスにいる相手を崩すのは難しいが…」
(Goal)

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、チェルシー戦のパフォーマンスを“パーフェクト”と話した。
4日に行われたプレミアリーグ第29節で、マンチェスター・Cはホームでチェルシーと対戦。終始試合を支配したシチズンズは、ベルナルド・シウバのゴールで1-0と勝利した。
試合後、グアルディオラ監督は『スカイスポーツ』に対し、守備的なチェルシーに苦しんだと認めるつつ、パフォーマンスを称賛した。
「ほとんど全員が自陣に引く王者チェルシーは非常に組織されていたが、彼らにチャンスを与えなかった。我々は勝利するだけに十分なチャンスを作っていたし、プレッシングやビルドアップもうまくいっていたね。チャンピオンに大きく近づいたと言えるだろう。我々は満足している。完璧な出来だった」
「カウンターに警戒しなければならなかった。(エデン)アザール、ウィリアンら俊敏な選手がいるが、上手く対処し、誰も余計なタッチをせずに素早くボールを回した」
「9人もの選手がボックス内で守備をするチーム相手に戦うことは簡単ではないし、チャンスを作る工程も複雑だ。マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ相手にチャンスを作っていたチェルシーに何もさせなかったので、我々は素晴らしいパフォーマンスだったといえるだろう」
翌日に試合を控えるマンチェスター・Uとは、19ポイント差となった。それでも、グアルディオラ監督は気を緩めていない。
「チャンピオンに大きく近づいたが、まだ何も成し遂げていない。依然としてタイトルレースは我々の手中にある。もう一度仕切り直して、取り乱さないようにしなければならない」

チェルシー、屈辱の完敗。前半シュート「ゼロ」、マンCのパス成功は900本超え
フットボールチャンネル

現地時間4日に行われたプレミアリーグ第29節のマンチェスター・シティ対チェルシーは、1-0でホームのシティが勝利した。点差はわずか1だが、内容面では大きな差があったことをデータが証明している。
英『スカイ・スポーツ』のスタッツでは、まずボール支配率に大きな差が出ている。シティが71.1%でチェルシーは28.9%だった。
シティはパス成功率でもチェルシーを圧倒。シティは全体で92.5%のパスを成功させ、アタッキングサードでも81.8%と高いパス成功率を誇っている。チェルシーは77.3%のパス成功率で、アタッキングサードに限定すると55%まで下がった。
ほとんどの数字でシティを下回るチェルシーは、シュート数の差も目立っている。チェルシーが13本のシュートを放ち、チェルシーはわずか3本。枠内に飛んだシュートはない。
『Opta』によると、チェルシーが前半をシュートなしで終えたのは、同メディアがデータ集計を始めた2003/04シーズン以降で初めてのことだという。
さらに、シティが成功したパス本数も記録的だった。902本のパス成功は、2003/04シーズン以降のプレミアリーグで1試合で最多となっている。
2位リバプールと勝ち点18差をつけて首位を快走するシティは、上位チームが相手でも圧倒的な力を見せている。どこまで勝ち点を伸ばせるだろうか。

マンCがチェルシーに“圧勝”! プレミア制覇へあと4勝のペップも確信「我々の手中にある」
(SOCCER DIGEST Web)

立ち上がりから試合の主導権を握ったのは、今シーズンいまだホームで無敗のマンチェスター・Cだった。巧みなパスワークで相手を翻弄し、70%を越えるボール支配率を維持した。
一方、5位に沈みトップ4入りにも黄色信号が灯っているチェルシーは、キックオフ直後から10人が自陣に構える守戦を選択し、ワンサイドゲームを展開されたものの、ビッグチャンスだけは作らせなかった。
“攻める”マンチェスター・C、“守る”チェルシーという構図で進んだ試合は、前半をスコアレスで折り返したが、後半開始早々に均衡が破れる。46分に左サイドの深い位置からダビド・シルバがクロスボールを送るとベルナウド・シウバが合わせてネットを揺らしたのだ。
先制に成功してからはややペースダウンしたものの、危なげないゲーム運びで試合を進行したマンチェスター・Cに対して、チェルシーは頼みのエデン・アザール、ウィリアン、ペドロ・ロドリゲスの3トップが鳴りを潜め、反撃の糸口すら掴めないままだった。
昨シーズン王者に引導を渡す完勝劇を演じたマンチェスター・C。そのスタッツは圧倒的で、英国国営放送『BBC』がまとめたところによれば、ボール支配率は71%-29%、総シュート数も12-2と大差がついた。ちなみにチェルシーの枠内シュート数は0本だった。
試合後、完敗を喫してしまったチェルシーの指揮官アントニオ・コンテは素直に負けを認めている。
「我々は素晴らしいクオリティーを持ったチームを対戦したんだ。彼らの精神力は素晴らしいし、マンチェスター・Cには本当に最高の賛辞を贈りたい。本当に強いチームだ。慎重すぎたかって? もし、彼らにスペースを与えれば、1-0なんかじゃ済まない。リスクは冒せなかった」
一方、試合終了直後に珍しく声を出して喜びを爆発させたジョゼップ・グアルディオラ監督は、「今日の勝利は優勝にもう一歩近づく意味で重要だった。チャンピオンになれるかどうかはもはや私たちの手の中にある。今日のような振る舞いができれば、間違いなく優勝できる」と、プレミア制覇に向けて自信を見せた。
負けず嫌いでも知られる敵将に白旗を振らせたマンチェスター・C。この勝利で2位リバプールとの勝点差を「18」に広げたことで、残り8戦で4勝すれば、プレミアリーグのタイトルを手に出来るところまできた。いよいよ、栄光のVロードが見えてきた。

チェルシーに勝利のマンCがホーム無敗を継続…後半開始直後にB・シウバが決勝点
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

リーグ戦で首位を快走するマンチェスター・Cと、昨シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーが顔を合わせた一戦。試合はパスを繋いでボールを支配するマンチェスター・Cと、守備に重点を置いて失点を避けることを狙ったチェルシーという構図で進んでいく。
チェルシーの堅守が発揮された前半はスコアレスのまま折り返したが、後半開始直後に試合が動く。46分、セルヒオ・アグエロのパスを受けたダビド・シルバがゴール前に低いクロスを送る。このボールに右サイドから斜めにゴール前へ走り込んできたベルナルド・シウバが合わせてゴールネットを揺らし、ホームのマンチェスター・Cが先制に成功する。
得点が必要になったチェルシーも選手交代を施した試合終盤には相手ゴールに迫ったが、最後まで同点ゴールを挙げることはできず。試合はそのまま1-0で終了し、難敵相手に白星を掴み取ったマンチェスター・Cが今シーズンのホーム無敗を継続している。

マンチェスター・Cがチェルシー下しリーグ戦3連勝!B・シルバのゴールで競り勝つ/プレミアリーグ第29節
(Goal)

現地時間4日、イングランド・プレミアリーグ第29節が行われ、マンチェスター・シティとチェルシーの一戦は1-0でシティに軍配が上がった。
カラバオ・カップ(リーグカップ)を制し、ようやくシティでの初タイトルを手にしたジョゼップ・グアルディオラ監督。リーグタイトルもほぼ手中に収めている状況のシティだが、さらなるタイトル獲得に向けて手綱を締め直しているところ。
一方、チェルシーはアントニオ・コンテ監督の去就も騒がれる中、プレミアリーグでは失速気味でチャンピオンズリーグ出場権の獲得が最大の目標となっている。前節はマンチェスター・ユナイテッド相手にショッキングな逆転負けを喫しており、この試合ではセンターフォワードの位置にアルバロ・モラタでもなく、オリヴィエ・ジルーでもなく、エデン・アザールを置いた。
立ち上がりからシティがボールポゼッションでチェルシーを圧倒。最初の15分、チェルシーはカウンターを仕掛けることもままならず、自陣でブロックを作り耐えしのぐことしかできなかった。
攻勢を続けるシティは20分、リロイ・サネの鋭い切り込みから中央で受けたセルヒオ・アグエロがキープ。ペナルティーエリア右でフリーとなっていたベルナルド・シルバがアグエロの落としを受け、左足で狙い澄ましたシュートを放つもゴール上へとわずかに外れる。
27分、右サイドからのFK。ケヴィン・デ・ブライネのキックをファーポストでトラップしたサネがそのまま左足を振り抜く。しかし、GKティボー・クルトワを破ったシュートは、カバーに入っていたセサル・アスピリクエタが体を張ってブロック。すかさずクルトワがキャッチし、ピンチをしのいだ。
42分には、FKのリスタートからアグエロが抜け出してシュート。ゴール左へと外れそうなところをニコラス・オタメンディが流し込んだが、アグエロの時点でオフサイドの判定が下された。
スコアレスで迎えた後半、立ち上がりにスコアが動く。46分、左サイドをワンツーで突破したD・シルバの折り返しをファーサイドに走りこんだB・シルバが合わせ、シティが均衡を破った。
その後もシティのペースは変わらず、ボールを奪えないチェルシーはまったく自分たちの攻撃の形を作ることができない。アザールは最前線でボールを引き出そうとするものの、スペースがなく沈黙。ここ数試合、キレのあるドリブルを見せていたウィリアンもほとんど攻撃に絡めず、シュートチャンスが作れない。
78分、アントニオ・コンテ監督はウィリアンを諦め、オリヴィエ・ジルーを投入。さらに82にはペドロを下げてエメルソンを投入し、アザールを本来の位置に置くことで反撃の機会を窺った。
リードしているシティも単純に守備を固めることはしない。85分にアグエロを下げてガブリエウ・ジェズスを投入し、87分にはジンチェンコを下げてダニーロを投入。変わらずボールポゼッションを高めながら、チェルシーに反撃の機会を与えない。
89分にはアザールを下げてモラタを投入したチェルシーだが、依然として攻撃の形は見えないまま。試合途中から降り出した雨が強まる中、最後まで自分たちのペースで試合を進めたシティがリーグ戦3連勝を飾った。敗れたチェルシーはチャンピオンズリーグ出場権が遠のく連敗を喫している。

一方的に攻め込んだシティがシウバV弾で3連勝、チェルシーは今季3度目の2連敗
ゲキサカ[講談社]

プレミアリーグは4日、第29節を行った。エティハド・スタジアムではマンチェスター・シティとチェルシーが対戦し、1-0でシティが勝利した。
カラバオ杯(リーグ杯)を制したシティは、アーセナルに連勝した1日のメンバーから先発2人を入れ替え、DFアイメリック・ラポルトとMFオレクサンドル・ジンチェンコを起用した。一方、5位に沈むチェルシーは、2月25日の前節ユナイテッド戦から2人を代え、MFセスク・ファブレガスとFWペドロ・ロドリゲスが先発。MFエンゴロ・カンテは体調不良によりメンバーから外れている。
試合はシティが一方的に攻め込む展開に。ボールを奪われても高い位置からプレッシャーをかけ、チェルシーにシュートチャンスすら与えない。前半20分には、MFリロイ・サネが強引にPA中央まで運び、FWセルヒオ・アグエロが右につなぐ。これを受けたMFベルナルド・シウバが対峙したDFをかわして左足を振り抜くが、わずかに枠を外れた。
前半26分、シティはPA右角あたりでFKを獲得。MFケビン・デ・ブルイネがゴール前に入れると、ファーサイドでサネが反応し、巧みなボールコントロールから右足シュートを放つ。決まったかと思われたが、カバーに入ったDFセサル・アスピリクエタに止められてしまう。42分には、デ・ブルイネの意表を突いたリスタートからDFニコラス・オタメンディがゴールネットを揺らしたが、パスを出したアグエロのオフサイドだった。
前半はポゼッション率76%、パス成功本数はチェルシーの約3倍にあたる520本、被シュートを0本に抑えたシティ。試合を優勢に進めると、後半開始早々に先制点を挙げる。MFイルカイ・ギュンドガンのロングパスはつながらなかったが、こぼれ球を拾ったアグエロがPA左でキープし、追い越していったMFダビド・シルバにパス。シルバがそのまま中央へ折り返し、ファーサイドに走り込んだB・シウバが左足で合わせ、スコアを動かした。
防戦一方のチェルシーは後半9分、得意のカウンターからセスクがボールを運び、PA右へスルーパス。フリーで受けたMFビクター・モーゼスがチェルシーのファーストシュートを放つが、枠を大きく外してしまう。その後は、切り替えの早いシティに攻め込まれ、耐える時間帯が続く。
最初に交代カードを切ったのはチェルシー。後半33分にMFウィリアンに代え、FWオリビエ・ジルをピッチに送り込んだ。さらに37分にはペドロを下げ、DFエメルソン・パルミエリを投入。一方のシティは40分、アグエロに代えてFWガブリエル・ジェズス、42分にはジンチェンコに代えてDFダニーロを入れ、ダメ押しの追加点を狙いに行った。
チェルシーは後半45分にMFエデン・アザールを下げ、FWアルバロ・モラタを投入するが、同点に追いつくことができず。試合はそのままB・シウバの決勝点になって1-0でシティが勝利。3連勝とし、7日にホームで行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦バーゼル戦に弾みをつけた。敗れたチェルシーは、今季3度目の2連敗を喫した。

マンC、チェルシーに1-0で「完勝」。点差以上の力の差を見せつける
フットボールチャンネル

試合は序盤から首位シティが主導権を握る展開。20分、ザネの突破からチャンスをつくると、ベルナルド・シルバが惜しいシュートを放つ。27分にはデ・ブルイネのFKからザネがシュートを放つが、あと少しのところでアスピリクエタにクリアされた。
対するチェルシーは、相手にボールを支配されて守るのみ。前半はシュートを1本も放てずに折り返す。
シティが待ち望んだ先制点は、後半開始直後に決まった。チェルシー守備陣がクリアしきれなかったボールを奪って左サイドの深い位置からダビド・シルバがクロスを入れると、ファーサイドでベルナルド・シルバが決めて1-0となる。
その後も試合展開は変わらない。シティがボールを支配し、チェルシーは反撃に転じることができなかった。
状況を打開したいチェルシーは78分にジルーを投入。82分にはエメルソンも入れた。それでも流れを引き寄せられない。差はわずか1点だが、シュートまで行くことができなけば、当然同点に追いつくことはできない。
結局、チェルシーのシュートは枠外に放った3本のみで試合終了。点差以上に力の差を見せつけたシティが1-0で勝利を収めた。

コンテ「戦術が敗因ではない」枠内シュート0本もストライカー不在の影響を否定
(Goal)

チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、敗れたマンチェスター・シティ戦での戦い方に問題はないと考えているようだ。
4日に行われたプレミアリーグ第29節でチェルシーは敵地でマンチェスター・シティと対戦。後半開始早々にベルナルド・シウバにゴールを許したチェルシーはそのまま0-1で試合を落とし、4位トッテナムの勝ち点差は「5」に広がっている。
コンテ監督はこの試合、アルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーをベンチに置き、前線にエデン・アザール、ウィリアン、ペドロとセンターフォワードを欠いたフォーメーションで挑む。しかし、前半はチャンスらしいチャンスも作れず、シュートは0本。90分を通しても枠内にシュートを打つことができなかったが、コンテ監督はこの戦術が敗因ではないと『スカイスポーツ』で語っている。
「私の作戦はマンチェスター・シティにスペースを与えないためのものだった。彼らにスペースを与えてしまえば、0-1では済まなかった。素晴らしいメンタリティを持った彼らは、ボールがない状態でも献身的に走り、プレスをかけてくる。彼らは精神面でもプレー面でも非常に強靭なチームだ」
「もちろん枠内にシュートを打てなかったことは問題だが、これは戦術が原因ではないと思う。試合では時々このようなことが起きるし、我々はベストを尽くした。マンチェスター・シティを相手に戦うことは単純ではなく、常に激しくプレーしなくてはならない。後半が始まってたった30秒で失点したことで、試合はさらに難しくなった」
また、体調不良で欠場したヌゴロ・カンテについて問われた同指揮官は「ヌゴロ・カンテはバランスを保つために重要な選手だ。彼がいなかったことを忘れてはいけない」とキープレーヤーの不在が試合結果に影響したと話した。

シティ戦でもベンチスタートとなったジルー、コンテの采配に理解「疑問はない」
(Goal)

チェルシーのFWオリヴィエ・ジルーが、アントニオ・コンテ監督の決断を擁護している。
4日に行われたプレミアリーグ第29節で、マンチェスター・シティと対戦したチェルシー。勝ち点差5で5位につけるブルーズにとって、4位以内を目指すためには落とせない一戦だったが、46分にベルナルド・シルバにゴールを奪われて0-1で完封負けを喫した。
コンテはこの試合でアルバロ・モラタとジルーをベンチスタートさせた。しかし、マンチェスター・シティが975本のパスを記録した一方で、チェルシーは枠内シュート0本と封じ込まれるなど、試合内容では完敗となった。
この試合で78分から途中出場したジルーは、2人のストライカーをベンチスタートさせたコンテの采配に理解を示し、イタリア人指揮官をフォローした。
「(コンテの采配について)疑問にすら思っていないよ。たしかに、僕たちはもっと上手くやることができたかもしれない。けど、シーズンはまだ9試合も残っているんだし、最後まで監督と一緒にハードワークを続けるだけさ」
移籍市場の最終日にアーセナルから加入したジルーだが、ビッグゲームではスタメンから外されることが多くなっている。しかし、フランス代表FWは出場時間の短さに不満を持ってはいないようだ。
「出場時間についての質問は僕じゃなくて監督にするべきだね。戦術を決めるのは監督で、選手はその判断を尊重するだけだよ。今日の試合だって、相手にそれほど多くのチャンスを作らせたわけじゃないし、采配を批判するのは筋違いだよ」

王者チェルシー、消極的な戦いに英解説者が痛烈批判 「アンチ・フットボール」「罪」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

プレミアリーグ昨季王者のチェルシーは、現地時間4日に今季リーグ首位を快走するマンチェスター・シティに0-1で敗れ、優勝争いはおろかトップ4争いからも遅れを取った。シティ戦で見せた消極的な戦いは「アンチ・フットボール」だと批判を集めている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
スコア上は1-0。最少得点差での敗戦だったが、内容的には大きな差があった。シティが71%のボール保持率を誇り、シュートも13本(枠内3本)。チーム全体のボールタッチ数は1134回で、チェルシーのそれ(527回)の倍以上だった。対するチェルシーは90分間を通してシュートわずか3本。枠を捉えたシュートはゼロだった。
後半1分にスペイン代表MFダビド・シルバのアシストからポルトガル代表MFベルナルド・シウバが決めたゴールが決勝点となり、シティはリーグ戦3連勝を飾った。
その一方で、中盤の要であるフランス代表MFエンゴロ・カンテが、体調不良で欠場するというアクシデントに見舞われたチェルシー。チームを率いるアントニオ・コンテ監督は試合後、「シティ相手に背後のスペースを与えてしまえば、1-0で終えることはできなかった。十分良かったわけではないが、これが今の現実だ」と力の差を認めた。
レドナップ氏は「プレーしたがっていなかった」と断罪
しかし、守備を固めたチェルシーの戦い方はあまりに消極的だったと識者の目には映ったようだ。衛星放送「スカイ」で解説を務める元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、チェルシーの戦い方を痛烈に批判している。
「あれはアンチ・フットボールだ。今日の彼らがしたことはフットボールに対する罪だ」
レドナップ氏はこう語ったという。「私はそう強く感じている。今日の試合を楽しみにしていた。ストライカーを置かないことも(シティを)倒すのが難しいことも理解できるが、意図を持ってやらなければならない」と、より積極的な戦いを期待していたと言及。「チェルシーはプレーしたがっていなかった」と断罪した。
シティに完敗した上、その戦い方も批判を集めたチェルシー。5位と苦しむディフェンディングチャンピオンへの風当たりが強まっている。

試合前の感じ

マンC優勝へ前進 監督「チャンピオンに近づいた」
(日刊スポーツ)

首位マンチェスター・シティーはホームで5位チェルシーを1-0で下し、優勝へまた1歩前進した。
後半開始早々にMFベルナルドシウバが決めた。残り9試合で4勝すれば、他クラブに関係なく優勝が決まる。グアルディオラ監督は「チャンピオンに大きく近づいた」と強豪相手からの勝利に喜んだ。

ギュンドアン、プレミア新記録の1試合174本のパスを達成。成功率は96パーセント
フットボールチャンネル

マンチェスター・シティに所属するドイツ代表のMFイルカイ・ギュンドアンがパス本数のプレミアリーグ記録を更新した。
現地時間4日に行われたプレミアリーグ第29節でシティはチェルシーと対戦し1-0で勝利した。
この試合でギュンドアンは174本のパスをチームメイトに供給した。この数字はプレミアリーグ最多記録となった。これまでの記録は2011年12月にシティのヤヤ・トゥーレが記録した168本だった。なおこの日行われたサウサンプトン対ストーク・シティでストークの全選手の総パス数が162本でギュンドアン一人より少なかった。
27歳のテクニシャンはパスの本数だけでなくその成功率も驚くほど高い。174本中実に167本、約96パーセントの確率でパスが成功したのだ。

彼は戦術マスターだ」ペップ、チェルシー率いるコンテを称賛
ゲキサカ[講談社]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チェルシーを指揮するアントニオ・コンテ監督を称賛した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
カラバオ杯を制したシティは、4日にプレミアリーグ第29節でホームにチェルシーを迎える。この試合に向けた記者会見に出席したグアルディオラ監督は、このところ結果を残すことができず、解任が噂されている昨季の優勝監督であるコンテ監督について言及した。
「コンテはイングランドのサッカーに何かを残すつもりだと思う。私はそれを確信しているよ。彼が導入したシステムをアーセナルも真似しなければならなかった。彼は戦術マスターだ。イタリア代表、ユベントスで驚くようなことをしていた」

大一番を前に…コンテ監督、マンC戦では「もし彼らに弱点があるならば」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、4日に開催されるマンチェスター・Cとの大一番に向けて意気込みを語った。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が伝えている。
2位と勝ち点「15」差をつけてプレミアリーグ首位を走るマンチェスター・C相手に、コンテ監督は「戦術的な準備」をして立ち向かう覚悟だ。
「彼らの様に素晴らしいシーズンを送っているチームと対戦するときは、勢いを止めるための戦術を考えなければいけないね。さもなければ敗北してしまうよ」
「マンチェスター・Cは“アンストッパブル”だ」と話したコンテ監督は、わずかな隙間を縫って弱点をつこうと考えている。
「難しい相手だけれど、もし彼らに弱点があるならば、そこを狙い所にしたい。確かにシンプルにはいかないよね。チームのためにベストな方法で戦おうと思う」

update: 2018年3月5日11:49 pm