45試合無敗相手に5得点で快勝:CL vs ディナモ - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2015/09/30
45試合無敗相手に5得点で快勝:CL vs ディナモ

45試合無敗
しかしバイエルン相手にはそんなのも関係無かった

コスタがクロスだと思わせておいての角度無しシュートで1点
相手がカットしたらそこにチアゴがいて>レヴァンドフスキで2点目
ゲッツェとコマンが崩して3点目
そしてコスタのCKにレヴァンドフスキ
ここまでまだ30分になっていない

後半
チアゴ、コスタからレヴァンドフスキで5点目
もうこれにはグアルディオラも「すごい、すごいぞ」を
ちょっとチームにメロメロな表情

対戦相手 9.29:バイエルン vs ディナモ・ザグレブ 5-0(H)○
得点 13:コスタ、21:レヴァンドフスキ、25:ゲッツェ、28:レヴァンドフスキ、55:レヴァンドフスキ
GK ノイアー
DF ラーム、ボアテング、アラバ、ベルナト
MF キミッヒ、コスタ、チアゴ、ゲッツェ、コマン
FW レヴァンドフスキ
交代 46:ベルナト >>> ハビ・マルティネス
58:コスタ >>> ミュラー
64:ボアテング >>> ラフィーニャ
ベンチ ウルライヒ、アロンソ、ガウディーノ、ベンコ

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2節の8試合が29日(日本時間30日)に行われ、F組のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでディナモ・ザグレブ(クロアチア)に5―0で大勝。FWロベルト・レバンドフスキ(27)がハットトリックを決め、公式戦の連勝を10に伸ばした。至高のエースはもう誰にも止められない。22日の国内リーグ・ボルフスブルク戦では9分間で5得点、さらに26日の同マインツ戦で2得点を挙げていたレバンドフスキは、舞台が変わったCLのピッチでもハットトリックの大暴れ。驚異の得点力でクロアチアの雄を難なく退けた。1点リードで迎えた前半21分がゴールショーの幕開けだった。GKを引き付けたMFチアゴの横パスを簡単に流し込んだ1点目はまだしも、ドウグラスコスタのCKを豪快に合わせて自身2点目となった右足シュートは圧巻。後半10分にはGKとの1対1を軽くかわし、鮮やかなループ弾で3点目を奪うと、スタンドのサポーターから大喝采を浴びた。チームもこれで公式戦引き分けなしの10連勝をマーク。CLでも開幕節で3―0の快勝を収めたオリンピアコス戦以上の完勝。守備陣もいまだ無失点と盤石の戦いを続けている。ビッグイヤー(優勝トロフィー)奪還に向け、ドイツ王者は絶好の滑り出しを見せた。(東スポWeb)

バイエルンは前半10分、遠めの位置からセンターバックのDFイェロメ・ボアテングが右足ミドルを狙うなど立ち上がりからディナモ・ザグレブを押し込んだ。先制点は前半13分。MFチアゴ・アルカンタラのロングフィードに反応したMFダグラス・コスタがPA内左に切れ込むと、縦に仕掛けて角度のない位置から左足を振り抜き、クロスを警戒したGKのニアサイドを破った。前半21分には敵陣で相手のバックパスの乱れを突いたチアゴがボールを奪い、そのままPA内に進入。GKを引き付けて冷静に横に流し、レワンドフスキが右足で流し込んだ。止まらないバイエルンは前半25分、MFマリオ・ゲッツェがPA内で仕掛け、MFキングスレー・コマンとのワンツーから右足で3点目を奪った。さらに3分後の前半28分、ダグラス・コスタの左CKにレワンドフスキが右足で合わせ、4-0。クロスバーを叩いて真下に落下したボールがゴールラインを越えていたとして、少し遅れて主審がゴールを認めた。前半で勝負を決定づけたバイエルン。圧巻は後半10分の5点目だった。中央でダグラス・コスタのヒールパスを受けたチアゴがスルーパス。レワンドフスキが鋭い反転でゴール前に抜け出すと、GKとの1対1から右足アウトサイドでボールを浮かし、鮮やかなループシュートでゴールネットを揺らした。5-0とダメを押したレワンドフスキはハットトリックを達成し、9分間で5ゴールを記録した22日のボルフスブルク戦(5-1)、2得点を挙げた26日のマインツ戦(3-0)に続いて公式戦3試合で計10ゴールをマーク。得点を量産する絶好調男が、14年11月のEL・アストラ戦以降、公式戦45戦無敗でミュンヘンに乗り込んできたディナモ・ザグレブの野望を粉砕し、公式戦46試合ぶりの土を付けた。(ゲキサカ)

“無敵艦隊”という異名も聞かれるようになったザグレブだが、この試合ではドイツ王者に実力差を見せつけられることになった。13分に左サイドを突破したダグラス・コスタが角度のない位置から放った見事なシュートで先制すると、21分には相手のクリアミスを拾ったチアゴ・アルカンタラからのパスを受けたロベルト・レヴァンドフスキのゴールで追加点。その後もバイエルンは手を緩めることなくマリオ・ゲッツェ、レヴァンドフスキと得点を重ね、前半を4-0で終えている。いずれのゴールも見事なものだったが、5点目の得点は特に傑出していた。ピッチ中央でチアゴとコスタが巧みな足技で相手の眼の前でボールを回すと、最後はチアゴのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがアウトサイドにかけたループシュートを放ち、ハットトリックを達成した。レヴァンドフスキは22日のヴォルフスブルク戦で5得点、26日のマインツ戦で2得点を記録しており、この試合を合わせて公式戦3試合で10得点という超人的パフォーマンスを見せている。58分にトーマス・ミュラーをダグラス・コスタに代えた時間あたりからバイエルンは流し始め、この後はもう得点が生まれることはなかった。ザグレブは後半に入ってからフェルナンデスがゴール正面でシュートを撃つことが出来たが、これ以外に目ぼしいチャンスはなく、試合終了の笛が鳴った。(theWORLD)

Bミュンヘンは前半13分、左サイドで縦パスを受けたMFドゥグラスコスタが、ドリブルからペナルティーエリア内に進入。相手DFをフェイントでかわすと、意表を突いた左足シュートをニアサイドに突き刺して先制。同21分には相手DFのトラップミスをMFティアゴが拾い、ラストパスをレバンドフスキが右足で押し込んで2点目。さらに同25分、MFゲッツェがFWコマンとのワンツーから右足シュートを決めて3点目を奪った。同28分にはドゥグラスコスタの左CKにレバンドフスキが左足を合わせ、後半10分にもティアゴのスルーパスを受けたレバンドフスキが、反転して飛び出してきた相手GKの頭上を越えるループシュートを冷静に決めて5点目を決めた。22日のウォルフスブルク戦で5得点、25日のマインツ戦で2得点と好調のレバンドフスキはこの試合でもハットトリックを達成し、ここ3試合で10得点の大爆発となった。ラーム主将は「立ち上がりから集中し、チャンスをものにすれば30分で試合は決まる。我々は多くのチャンスを作り出して試合を支配し、相手のカウンターも許さなかった。そしてレバンドフスキにとっては驚きの1週間になったね」と勝利を喜んだ。(日刊スポーツ)

グアルディオラ

グアルディオラ監督は試合後、次のようにチームをたたえた。ドイツ『AZ』が伝えている。「選手たちを祝福したい。うまくやってくれた。90分間を通じて良いプレーをしたね。これで勝ち点6だ。4点目、5点目を奪ってからは、コントロールを重視した。相手にカウンターのチャンスをほとんど与えなかったよ」「(ドグラス・)コスタと(キングスレー・)コマンがいると、フィールドの幅を利用できる。そうすると、ゴール前の(トーマス・)ミュラーやレヴァンドフスキにより多くのチャンスが訪れるんだ」また、グアルディオラ監督はキミヒを絶賛している。「ダルムシュタット戦でも彼のパフォーマンスには満足していたが、今日はCLだった。彼はとても素晴らしかったね。遅かれ早かれ代表選手になると確信しているよ。(ドイツ代表の)ヨアヒム・レーブ監督にとって新しいオプションとなる」「キミヒにはインテリジェンス、ヘディング、ペース、ビジョンとすべてがある。彼がどれほどのタレントなのかを教えてくれたミヒャエル・レシュケ(技術部長)に感謝するよ。バイエルンにとって、今後への素晴らしい補強だ」バイエルンはブンデスリーガ次節でボルシア・ドルトムントと対戦する。首位決戦の大一番だが、グアルディオラ監督は「今日と明日はオクトーバーフェストだ。木曜からドルトムントについて話す時間がある」と述べるにとどまった。(Goal)

ラーム

DFフィリップ・ラームが、チャンピオンズリーグ(CL)ディナモ・ザグレブ戦でハットトリックを達成し、直近の3試合で10得点を記録しているポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを絶賛した。30日にイギリス『スター・オンライン』が報じている。好調を維持するレバンドフスキについてラームは「彼は信じられないほど素晴らしいパフォーマンスを毎週続けている。レバンドフスキのようなストライカーはサポートを必要としない。彼は昨季よりも危険な選手になったね」と語り、レバンドフスキを賞賛している。(フットボールチャンネル)

レヴァンドフスキ

クラブと代表を合わせ、今季だけで早くも計17得点を記録しているレワンドフスキは、「また3得点を決められたことはうれしいけれど、一番大事なのは5-0で勝利したことだ」と語っている。「勝ち点3を積み重ねてさえいれば、自分が何点取るかはどうでもいい。チーム全体がいいプレーをしていた。だから僕にチャンスが巡ってきた」それでも、8日間で10得点はとてつもない数字といえる。ラームは「彼は信じられないような1週間を過ごしたね」と話し、今後は1試合3得点のペースでゴールを決めてくれるはずだとおどけていた。(AFP=時事)

1週間で10ゴールをマークしたレヴァンドフスキは、ドイツ『スカイ』で次のように述べている。「ゴールの数は考えていない。もちろん、得点を決めたこと自体には満足している。でも大事なのは、5-0で勝ったことだ。チームは素晴らしいプレーをしたね。前半が終わったときには、勝利がほとんど決まっていた」「僕はいつも上達を目指している。これで十分だとは考えることはない。より多くを求めていく。でも、一番大事なのは、チームが勝ち点3を得ることだ。僕のゴール数より、チームの結果が大事だよ」バイエルンはブンデスリーガ次節でボルシア・ドルトムントと対戦する。レヴァンドフスキにとっては、古巣との一戦だ。「僕らはホームだし、もちろん勝ちたい。ドルトムントは非常に良い形でシーズンに入った。危険なチームだよ。僕らのホームでも彼らは強い。良いプレーをしたいね」(Goal)

ゲッツェ

早い時間帯に先制点を奪えたことが僕たちに有利に働いたね。満足していいと思うし、貴重な勝ち点3だ(ゲキサカ)

フレキシブルな攻撃で、生まれたスペースを活用することができた。相手が9人や10人で低く守ってくるときは、そういったところが重要になる。早い時間帯に先制できたのも僕たちにとって有利に働いた。満足していいと思う。貴重な勝ち点3だ(公式サイト)

ゾラン・マミッチ(ディナモ・ザグレブ監督)

バイエルンは自身の強さを見せつけていた。すべての状況において彼らが上回っていたし、我々のミスを見逃さなかった。バイエルンとの実力差は非常に大きかった(公式サイト)