最速9秒で決められながらも逆転 vs ホッフェンハイム - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2015/08/23
最速9秒で決められながらも逆転 vs ホッフェンハイム

はじまっていきなり得点を決められた。
アラバのパスをボアテングが行かず中途半端なところにやられて
9秒できめられた。ブンデス新記録

こんなスタートから最後は10人になってしまうのだが
ミュラーは素晴らしかった、これはいくら積まれてもやっぱり非売品
コスタもビダルもよく補強も正解
最後はまあ勝ったがディフェンスがやはりちょっと

対戦相手 8.22:バイエルン vs ホッフェンハイム 2-1(A)○
得点 41:ミュラー、90:レヴァンドフスキ
GK ノイアー
DF ベナティア、ボアテング、アラバ
MF ラーム、アロンソ、ビダル、ロッベン、ゲッツェ、コスタ
FW ミュラー
交代 36:ベナティア >>> ラフィーニャ
58:ロッベン >>> チアゴ
67:ラーム >>> レヴァンドフスキ
ベンチ ウルライヒ、ダンテ、ベルナト、ローデ

試合は開始わずか9秒で、ホッフェンハイムが先制に成功する。バイエルンのキックオフで開始し、DFラインまで下げると、ダビド・アラバがパスミス。前線までプレスをかけていたケヴィン・フォラントが、そのボールに反応し、ペナルティエリア内中央に入ったところで左足のダイレクトをシュート放つ。これが、飛び出したGKマヌエル・ノイアーの股を抜き、ゴールネットを揺らした。開始9秒のゴールは、ブンデス史上最速タイの記録だった。開始早々に失点を喫したバイエルン。反撃が実ったのは41分だった。左サイドから仕掛けたダグラス・コスタが、エリア内左に侵入し中央へ折り返す。GKオリヴァー・バウマンに反応されるが、こぼれたところにゴール前のトーマス・ミュラーが右ひざで押し込んだ。前半はバイエルンが追いついて1-1で折り返す。後半に入って71分、ジェローム・ボアテングがエリア手前でファールを犯し、ホッフェンハイムにFKを献上。このファールでイエローカードを受けた。しかしそのFKで壁に入ったボアテングが、ハンドをとられ、今度はPKを献上。さらに2枚目のイエローカードでボアテングは退場処分となった。しかしPKは、オイゲン・ポランスキのシュートが右ポストに直撃。数的不利となったバイエルンがピンチを凌いだ。終盤に攻勢をかけるバイエルンは、終了間際の90分に逆転する。D・コスタが右サイドでDF2人をかわして深い位置まで突破し、マイナスの折り返し。ニアサイドのマリオ・ゲッツェがスルーすると、中央のロベルト・レヴァンドフスキが右足で合わせてゴールに流し込んだ。試合はこのままタイムアップ。開始9秒で失点を喫し、後半には10人となったバイエルンだったが、2-1の逆転勝利を収めた。バイエルンは開幕2連勝。一方のホッフェンハイムは開幕2連敗となった。(SOCCER KING)

バイエルンボールでキックオフした試合はまさかの立ち上がりとなった。自陣でバックパスしてボールをつなぐバイエルンに対し、ホッフェンハイムは積極的にプレッシャーをかけていく。するとDFダビド・アラバが中央のDFイェロメ・ボアテングに出した横パスがずれ、FWケビン・フォラントがカット。左足でGKマヌエル・ノイアーの股間を抜き、先制点を奪った。キックオフからわずか9秒での先制点。昨年8月23日に行われたドルトムント対レバークーゼン戦でレバークーゼンMFカリム・ベララビが試合開始9秒で決めたブンデスリーガ史上最速ゴールに並ぶタイ記録となった。試合開始早々、1点ビハインドを負ったバイエルンにさらなるアクシデントが襲う。前半36分にDFメフディ・ベナティアが右太腿を痛めて負傷交代。それでも同41分、MFダグラス・コスタの強烈な左足シュートをGKが弾いたところに詰めたFWトーマス・ミュラーが右太腿付近で押し込み、1-1の同点に追いついた。バイエルンは後半14分にMFチアゴ・アルカンタラ、同22分にFWロベルト・レワンドフスキを投入し、攻勢を強めていく。ところが後半28分、ボアテングがPA内でファウルを犯し、PKを献上。さらに2枚目の警告で退場となった。数的不利に立たされたバイエルン。このPKはホッフェンハイムMFオイゲン・ポランスキのキックが右ポストを叩き、絶体絶命のピンチを逃れると、試合終了間際の後半45分だった。ダグラス・コスタが右サイドからマイナスに折り返したボールをMFマリオ・ゲッツェがスルーし、レワンドフスキが右足で押し込んだ。劇的な決勝点。王者バイエルンがさまざまな逆境を跳ね返し、開幕2連勝を飾った。(ゲキサカ)

バイエルンはキックオフからボールを後ろへつなぎ、DFラインのダビド・アラバへ。アラバは中央のジェローム・ボアテングへとパスを送るが、このパスがわずかにずれると、猛然とプレスをかけていたドイツ代表FWフォラントの足元へ渡ってしまう。フォラントはこれをそのまま左足でシュート。慌てて飛び出したGKマヌエル・ノイアーの股間を抜けてゴールネットを揺らし、王者の出鼻をくじいた。昨季開幕戦で新記録を達成したベララビはフォラントを祝福している。レバークーゼン所属のドイツ代表FWは「ケビンは僕のいい友人だよ。彼も9秒で得点し、同じ記録を持つことになって嬉しいよ」と、同胞の活躍を喜んだ。2014年にドイツ代表デビューを果たしていた23歳のフォラントは今季開幕戦のレバークーゼン戦でブンデス通算100試合出場を果たしていたばかりだった。試合は1-1の同点となった後半29分にホッヘンハイムが得たPKのチャンスをMFオイゲン・ポランスキが失敗。DFボアテングの退場で数的不利となっていたバイエルンだが、後半45分にFWロベルト・レバンドフスキが決勝点を決め、絶対王者が劇的な逆転勝利を飾っている。(Soccer Magazine ZONE web)

グアルディオラ

勝利できたこと、そしてチームのパフォーマンスに満足している。この数年、我々はホッフェンハイム戦では問題を抱えていたので、難しい試合になることは分かっていた。最後の10分間はクレイジーだった。我々にとって、過去3年のブンデスリーガで最高の試合の一つだ(ゲキサカ)

最後の10分間はクレイジーだった。ここ3年のブンデスリーガでベストゲームを見ることができた。勝ててうれしいし、なによりチームのパフォーマンスに満足している。難しい試合になるのはわかっていた。ここ数年、アウェーではホッフェンハイムにいつも苦戦していたからね(AFPBB News)

ここから学ぶしかない。いい入り方ではなかった。それでも勝利を得るには93分残されていたから。最後の10分間はちょっとすごかったね。ブンデスリーガ過去3年で最高のパフォーマンスの一つだったと言える(ISM)

ミュラー

気温もそうだが、熱い試合だった。僕たちは一人少なくなってからも遅れを取ることはなかった。骨の折れる試合だったが、最後には報われたよ(ゲキサカ)

レヴァンドフスキ

ホッフェンハイム戦ではいつもそうだが、簡単な試合にはならない。だけど、レッドカードとPKを与えたあとも、全員があきらめるわけにはいけいないと分かっていたし、2つか3つ、大きなチャンスを作れた。今日はわれわれの方が良かった(AFPBB News)

フォラント

試合開始からバイエルンにプレッシャーを掛けたかったんだ。それは思い通りできたね。もちろん、先制点は簡単に僕のところに転がってきたようなものだ。いいタイミングでいいポジションにいて、パスミスを奪っただけだよ.
僕らはやる気に満ち溢れていたし、お互いを信頼していた。トップパフォーマンスだったよ(SOCCER KING)

良いプレーをして、試合を決められるチャンスがあったのに、終わってみれば1-2で負けた。決めるべきところを決められず、その報いを受けた。すごく残念だ(AFP=時事)