バイエルン vs バルセロナ、勝ったが決勝行けず(CL:H) - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2015/05/15
バイエルン vs バルセロナ、勝ったが決勝行けず(CL:H)

絶望的に厳しいバルセロナ戦
結局メンバーも前回からパワーアップ無し
しかし7分ベナティアが取るともしかして!
と思うもメッシ、ネイマール、スアレスが元気だとどうしようも無かった

それでもリベリー、ロッベンがいない中バルセロナに勝つのはさすがバイエルン

対戦相手 5.12:バイエルン vs バルセロナ(チャンピオンズ・リーグ:H)3-2○
得点 7:ベナティア、59:レヴァンドフスキ、74:ミュラー
GK ノイアー
DF ラフィーニャ、ボアテング、ベナティア、ベルナト
MF ラーム、シャビ・アロンソ、シュバインシュタイガー、チアゴ
FW レヴァンドフスキ、ミュラー
交代 68:ラーム >>> ローデ
87:ミュラー >>> ハビ・マルティネス
87:シュバインシュタイガー >>> ゲッツェ
ベンチ レイナ、ダンテ、ヴァイザー、ピサーロ

【ドイツ・ミュンヘン12日(日本時間13日)発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦が行われ、バルセロナ(スペイン)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―3で敗れたが、2戦合計5―3で4季ぶり8回目の決勝進出を決めた。2季前の王者バイエルンもホームで意地は見せた。今季のCLホーム戦はここまで全勝。その記録は伸ばすことができたが、唯一足りなかったのは決勝進出のキップだけだった。第1戦の3失点はあまりにも重かった。前半7分に右CKをDFベナティアが頭で合わせて幸先よく先制したが、その後の2失点で望みはほぼ絶たれた。後半に入って14分にFWレバンドフスキ、29分にはMFシュバインシュタイガーの柔らかな落としからMFミュラーがゴールを奪い、この試合に限れば勝利という結果になった。だが、反撃はこれが精いっぱいだった。国内リーグ戦こそ3連覇、25回目の優勝を果たしたものの、CLの舞台では昨季と同じ合計5失点で決勝に進めなかった。FWロッベン、FWリベリなど攻撃の核となる選手の故障も響いた。CLの勝利の女神は、またもバイエルンにほほ笑まなかった。(東スポWeb)

初戦を0―3で落としたバイエルンは、ホームで圧倒的勝利が必要。試合は前半7分、バイエルンが右CKからDFベナティアのヘディングが左隅に決まり先制した。15分には、バルセロナのFWメッシが一瞬で抜け出したFWスアレスにパス、左に走ったFWネイマールが受けてきっちりゴールを決めて追いつくと、29分にも同じような形でパスを受けたネイマールが2点目を決めて逆転に成功した。前半はバルセロナ1点リードで折り返し。後がないバイエルンは14分、FWレバンドフスキがゴール前正面で巧みなステップで相手をかわしてゴールに蹴りこんで同点、29分にはFWミュラーが正面からゴール右隅に決め手再びリードを奪った。この後も果敢に攻め込んだが、さらなるリードは奪えなかった。バイエルンは2季ぶりの決勝進出を逃した。(スポニチアネックス)

グアルディオラ

グアルディオラ監督の試合後のコメントを、ドイツ『AZ』などが伝えている。「もちろん悲しい。みんな(決勝が行われる)ベルリンに行きたかったからね。でも、ファーストレグでファイナルに進むチャンスはすでに失ってしまった。それでも選手たちにはありがとうと言ったよ。いろいろと問題を抱えながら、チームは素晴らしい対応をしてくれたからね」「去年は4つのタイトルを獲った。今年は1つだけど、状況を考えると、この1つのタイトルをより大事なものと感じている。とても幸せだ。バイエルンの監督であることを幸せだよ」ファーストレグの完敗もあり、最近はグアルディオラ監督に対して厳しい意見が多かった。この勝利で批評家を黙らせたかと聞かれると、このように答えている。「批評家が私の仕事をどう思っていても、私にとっては大事ではない。批評家のためにここにいるわけじゃないからね。選手のためであり、もちろんクラブとファンのために、だ。ファンにはチームを誇りに思ってほしい。今日は、誇らしい気持ちでスタジアムをあとにしただろう」(Goal)

地元ミュンヘンのファンが奇跡を夢見たのは、7分間ほどだった。前半7分、右CKからDFベナティアがヘディングで先制弾。初戦0―3からの逆転突破に望みをつないだが、15分に追いつかれて可能性はしぼみ、同29分の2失点目で絶望に変わった。意地を見せて後半に再逆転したものの、2季連続で4強止まり。グアルディオラ監督も「決勝へ行けるとは一瞬も思わなかった」と正直に話した。今季はロッベン、リベリらケガ人続出に苦しんだ。国内リーグこそ3連覇を果たしたが、ドイツ杯も準決勝敗退で1冠のみ。指揮官は「メッシは歴代最高の選手。ペレと比べてもいい」とかつての弟子を称賛し「バルサに優勝してほしい。それに値するチームだ」と古巣にエールを送った。(スポニチアネックス)

自身のフットボールの源であるバルセロナに敗れたバイエルンのグアルディオラ監督は、最後まで諦めなかった自身の選手たちを「シーズンを通じての戦いに感謝している」とねぎらうと同時に、晴れやかな表情で古巣にエールを送った。「バルセロナを祝福したい。彼らは勝者にふさわしい。彼らの今後の幸運を祈るとともに、優勝を心の底から願っている。決勝ではお人好しなどにはならずに、最高のバルセロナを見せて“ラ・キンタ”(5度目のCL制覇)を達成して欲しい」グアルディオラ監督はまた、自身が世界屈指のストライカーに育てたメッシに対して、ウィットに富んだコメントも交えながら最大級の賛辞を送った。「メッシはフットボール史上最高の選手だ。私が光栄にも指導することができた当時の最高の状態を取り戻した今の彼は、誰にも止められない。私はペレのプレーを生で見たことがないけれども、メッシの方が上だと思っている。今後何年も彼がピッチで躍動する姿を満喫できることを願っている。彼のプレーが毎週見られるよう、ドイツには再びリーガ・エスパニョーラの放映権を購入して欲しいものだね」(SOCCER KING)

試合後、バイエルンのグアルディオラ監督がインタビューに応じ、来季への意気込みを語った。独『ビルト』が伝えている。バイエルン監督:ジョゼップ・グアルディオラ「私はこの素晴らしい1年に感謝している。このチームにいることが幸せだ。真実の1年だったと誇りに思う。我々は来年も目標へ向かっていくよ」「今はブンデスリーガ優勝を祝い、休暇をとって、それから準備に取りかかるよ。来シーズンはもっと良いサッカーが出来ることを願っている」古巣バルセロナに敗れ、2季連続で準決勝敗退を味わったグアルディオラ監督。敗戦にショックを受けたことを試合後には話していたが、頭はもう既に来季に向けられているようだ。DFBポカール(ドイツ杯)は既に敗退し、リーグ優勝も既に決まっているバイエルンにとって、CLは最後のタイトルレースとなっていた。CLを逃したことによって同指揮官が今シーズン終了後に解任され、他のクラブで指揮を執るのではないかという報道がドイツ国内では連日されているが、監督はあくまでも来年も指揮を執ると主張している。(theWORLD)

ファーストレグで0-3の完敗を喫したバイエルンは、ホームのアリアンツ・アレーナで行われたセカンドレグで勝利するも、結果はベスト4敗退となった。グアルディオラ監督は、「私たちは良くやった。自分たちの威厳を損なうことなくスタジアムを後にすることができた」と勝利を評価するも、「もちろん、私たちは落ち込んでいる。ベルリンでのファイナルに行きたかったからね。だが、この準決勝は、バルセロナですでに負けていた」とファーストレグの結果を悔やんだ。(SOCCER KING)

バイエルン監督:ジョゼップ・グアルディオラ「もちろん(結果には)悲しんでいる。我々はベルリンで行われる決勝戦に進出したかった。だが、1stレグが終わった時点で、もう望みは絶たれていた」敗退についての落胆を見せるグアルディオラ監督。決勝進出を目指すうえで、カンプ・ノウで行われた1stレグの0-3の敗戦があまりにも痛かったことは確かだ。同監督は続いて、選手に対して賞賛のコメントを伝えている。「私は選手たちに感謝している。チームが多くの問題を抱える中でも、試合中にしっかりとしたパフォーマンスを見せたことについて、幸せを感じている」「我々はブンデスリーガを優勝した。私の仕事を批判する人々の存在は、たいして重要だとは思っていない。私は批判をする人間のためにここにいるわけではなく、クラブとサポーターのためにいるのだ。今日、彼らは誇りを感じているよ」バイエルンはこの結果、今季のタイトルレースを全て終了することになった。リーグ優勝を決めたものの、DFBポカール(ドイツ杯)、CLを取り逃したことについて批判を集める指揮官は、あくまでもそれらの批判には取り合わない姿勢を見せた。(theWORLD)

バイエルンを敗退に追い込んだのは、紛れもなくメッシだろう。バルセロナのエースは、ファーストレグで先制点を含む2ゴールを記録。セカンドレグでも同点弾の起点になるなど、終始恩師が率いるチームを脅かした。グアルディオラ監督は、セカンドレグのハーフタイム時にメッシに近づき「レオ、もういいだろう?」と言葉をかけた。これに対してメッシが笑顔で反応し、両者はロッカールームに入る前のトンネル内で抱擁を交わした。続けてグアルディオラ監督は、試合後の会見でメッシを称賛している。「メッシは全世代の中で一番の選手だ。現在、比類のない時間を過ごしている。非常にシャープでスピードがあり、止められないよ。私が指導する特権に恵まれた、あの頃のメッシに戻ったようだ。私はペレを直接見たことがない。しかし、メッシが一番だと思う」「今後長きに渡って彼のプレーを楽しめるように願っている。ドイツがもう一度リーガエスパニョーラの放映権を買い取って、毎週メッシを見られるようになるといいね」(Goal)

英メディア「スカイ・スポーツ」は 試合後、バイエルンの“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントを伝えた。かつてバルセロナで共に戦ったFWリオネル・メッシについて「彼は確実にベストな状態に戻ってきている。彼は歴代でも最高の選手で、私は彼をペレに並ぶと見ている」と、コメント。サッカー界の王様と称される元ブラジル代表を引き合いに出して同選手を絶賛した。国内リーグではすでに優勝を決めているバイエルン。それでも、グアルディオラとしてはバイエルンに来てから初の欧州制覇は成し遂げられず、来季以降に持ち越しとなった。「できる限りの全てを尽くした。残念だ。来季はもっと良くなるだろう。今は来季のことよりもリーグで優勝したことをお祝いしたい」そして、2008-0 9シーズンの3冠達成(リーグ、国内カップ、CL)をはじめ、自身が多くの栄光に導いた古巣バルセロナに対し、「ベルリンでの決勝では、彼らが5度目のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げることを望んでいるよ」と、エールを送っていた。(Soccer Magazine ZONE web)

ペップ・グアルディオラ監督は試合後の記者会見で、CL決勝進出を果たしたバルサに「5度目のCL制覇を願うよ。バルサはそれに相応しいチームであり、祝福すべきだ」と、メッセージを送った。試合開始7分で先制点を決めるも、8分後は同点弾を決められた。「逆転の可能性は一瞬たりとも感じなかった。ベストメンバーではなかった」と、FWリベリやFWロッベンの離脱を悔やんだ。失点が許されていなかったにも拘らず3-2に終わったバイエルン、グアルディオラ監督は「守備面では大きなミスを幾つか犯してしまった。これはもっと努力が必要だと言うことだ、ここまで素晴らしいフォワード相手なら尚更ね」と述べた。今季制覇したタイトルはブンデスリーガのみになったが「チームにはこの1年に感謝の言葉を述べた。監督としてチームに満足している。ビッグクラブが負けるとしたら、ドルトムント戦や今日の様な試合だろう」と、誇らしげに語った。(フットボールチャンネル)

ラーム

キャプテンを務めるラームは「僕らはみんな奇跡を信じていた」と決勝進出を諦めていなかったことを明かすも、「だが、残念なことに良い結果はでなかった。早い段階で同点を許したからね」とホームでの失点を悔やんだ。そして、「僕らは全力を尽くしたよ」と勝利したセカンドレグを振り返ると、「言うまでもなく、今日の試合では負けなかったが、ファーストレグで負けていたんだ」とバルセロナのホームでの完敗を悔やんでいる。(SOCCER KING)

ラームは試合後、次のように語った。ドイツ『AZ』が伝えている。「僕たちはみんな奇跡を信じていたが、残念ながらそうならなかった。でも、(スタジアムの)雰囲気がものすごく良かったね。今日のような雰囲気は今まであまり経験していない」「もちろん、僕らがこの対戦で敗れたのは今日じゃなく、ファーストレグで負けたんだ。彼らを完全に止めることは不可能だよ。アウェーで0-1、もしかしたら0-2だったら、もっとできたかもしれない。弱いチームではなく、絶好調の優れたチームを相手に僕らは敗退したんだ」ラームは落胆しながらも、ブンデスリーガを制覇したことは重要だと述べている。「リーグでは優勝した。だから、良いシーズンだったと言えるだろう。もちろん、どのコンペティションでも、準決勝で敗退するのは苦い経験だけどね」(Goal)

ノイアー

試合後、両チームの守護神がインタビューに応じた。独『南ドイツ新聞』など複数メディアが伝えている。
バイエルンGK:マヌエル・ノイアー
「僕たちは簡単にゴールを与え過ぎた。それじゃあ決勝に行くことなんて出来ないよ。チーム試合をコントロールしようとした。早い時間からオープンな展開としたことが良かったのかどうかは分からない。バルサはアウェーゴールを2つ奪ったあとは試合を流していたね」
バルセロナGK:マルク=アンドレ・テア・シュテゲン
「僕たちにはまだあと1試合ある。重要なことはそれだけだ。とにかく決勝に進出することが出来て嬉しいよ。今は優勝することだけが目標さ」
バイエルンは7分に幸先良く先制点を挙げたが、その後立て続けに失点(15分、29分)し、前半のうちに勝利が遠のいてしまった。ノイアーが話したように、前半からオープンな展開に持ち込んだことがバルセロナのカウンターを招いたとも言える。後半にはミュラーとレヴァンドフスキが得点し、勝利を収めたが、得点差を覆すことは出来なかった。
theWORLD

ミュラー

ミュラーは試合後、「彼ら(バルセロナ)と対等に戦えることを証明できたのは良かった」と勝利を評価するも、「だが、今日は称賛に値しない」と語り、ベスト4敗退の結果を悔やんだ。さらに、「ファーストレグでは0-3で敗戦したが、今日、僕らはもっと結果を出せたはずだ」とコメントし、逆転できたはずと主張。だが、「僕らは2ゴールを許し、自分たちのチャンスをほとんど活かすことはできなかった」と試合を振り返っている。(SOCCER KING)

試合後、バイエルンMFトーマス・ミュラーがインタビューに応じた。独『ビルト』など複数メディアが伝えている。
バイエルンMF:トーマス・ミュラー
「0-3で1stレグを終えていても、僕らには決勝進出の目があったんだ。残念ながら2つのゴールを許してしまい、何回かあったゴールチャンスを逃してしまった」
「今日のようなサポーターの応援には、めったに体験したことがないほど素晴らしいものだった。脱帽したね。こんなに鳥肌が立ったことはないよ」
この試合の後半29分にチーム3点目を挙げたミュラー。試合前日会見でも、「明日の一面に奇跡と書かせる」と話し、持ち前の気持ちの強さを見せた同MFはこの試合の中でもレバンドフスキとの好連携を見せ、攻撃を活性化し続けていた。(theWORLD)

「対等にやれることを示したのは喜ばしいことだ。でも、今日はその気持ちが何かにつながるわけではない。ファーストレグで0-3と負けていても、(今日は)もっと良いところまでいけたはずだ。でも、2失点してしまい、大きなチャンスを決めきれなかった」「敗退したけど、今日のようなすごい応援は、今まであまりなかったね。ファンには脱帽するよ。いつもは鳥肌が立つことはないけど、今日は違ったよ」(Goal)

ルンメニゲ

ルンメニゲCEOが試合後にドイツのテレビで次のように語ったとして、スペインメディアが伝えている。「今日のチームは良い戦いをしてくれたし、バルセロナでの試合でも70分間は良い戦いをしていた。だが。我々はおそらく世界最高であるチームに敗れたのだと考えなければならない」「バルセロナはファイナリストにふさわしかった。だが、我々も顔を上げて去ることができる」(Goal)

試合後、バイエルンのルンメニゲCEO(最高経営責任者)とザマーSD(スポーツディレクター)がインタビューに応じた。バイエルンの地元紙『南ドイツ新聞』が伝えている。
バイエルンCEO:カール・ハインツ・ルンメニゲ
「チームは本当によくやってくれたと思う。彼らは素晴らしい戦いぶりを見せ、3つのゴールを決めた。残念ながら2つ許してしまったけれどね。2試合トータルで見れば、決勝に進出したのはバルセロナだが、我々は頭を下げることはもうやめるよ。我々は恐らく世界最高のチームに敗れたのだから。だが、4年連続で準決勝に来たことは良いことだと思う」
バイエルンSD:マティアス・ザマー
「3-2でこの試合に勝ったことは良いが、あとは全てダメだ。敗退したことについては、腹立たしいことだと思う。チームは今日、彼らが持っている並外れたクオリティを見せたが、望んでいたようなリベンジマッチを果たすことは出来なかった。更に高いレベルを目指すうえで、正当な批判は受けなくてはならない」(theWORLD)

試合後、バイエルンの首脳陣は、潔く敗戦を受け入るコメントを残している。公式サイトによると、カール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「チームは大変よくやった。立派に戦った。ただ180分全体を見れば、バルセロナが勝ち進むのは順当だ。我々は堂々と敗退する」。ジョゼップ・グアルディオラ監督も「いい試合をした。胸を張ってスタジアムから帰ることができる。もちろん残念ではある。ベルリンで行う決勝戦に行きたかったが。我々の準決勝はバルセロナで決着がついてしまっていた」と話した。(ゲキサカ)

カーン

カーン氏は、まずDFフィリップ・ラームやメフディ・ベナティアの起用法に不満を示した。ドイツ『ZDF』で以下のように話している。「セカンドレグで、正しい道を見つけられなかった。ロッベンのポジションにラームを配置するのが正しい決断だとは思えない」「(ジェローム・)ボアテングは常に良いプレーができる唯一のDFだ。だがグアルディオラは、ある時はベナティア、ある時はバドシュトゥバー、またある時はダンテを彼と組ませた。それは非常に無駄なことだ」カーン氏の不満はおさまらず、MFトーマス・ミュラーやマリオ・ゲッツェらドイツ代表選手の扱いにも触れている。「グアルディオラはすでに試合が終わっている状況でゲッツェを出場させた。彼に屈辱を与えたんだ。それでは彼のタレントは発揮されない。そして、交代したのは誰だ? そう、ミュラーだよ。ドイツを代表する2選手に関するこういった問題は、解決されなければいけない」(Goal)

ベッケンバウアー、チアゴをべた褒め

バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長は、仏紙『レキップ』のインタビューで12日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのバルセロナ戦について言及した。3-0を逆転しなければならない状況にベッケンバウアー氏は「不安だらけなのは隠しようがない。特にバルサが絶好調だからね。1stレグは苦渋を味わった。3点目には参ったよ、0-2ならまだ現実的な逆転の可能性はあったからね」と、悲観的な姿勢を示すも「人生で奇跡は必ずある」と、一縷の望みは捨てない様だ。1stレグで2得点を決めたバルセロナのFWリオネル・メッシに関しては「メッシがいなかったとしたらバルサは普通のチームだ。実際、2年前の準決勝でバルサに圧勝した時は彼が本調子じゃなかった」と称えた。しかしドイツの皇帝と呼ばれたベッケンバウアー氏は、現代ではメッシが世界最高と称するも「歴代最高のプレーヤーはペレだ。(1997年に)ニューヨーク・コスモスで共にプレーしたが、彼の様な選手は見たことが無い。あまりにも速いボールタッチで彼の動きが見えなかった」と、元ブラジル代表FWへの尊敬を示した。また、ベッケンバウアー氏はバルセロナ戦で3バックを起用したことによってグアルディオラ監督を批判したが「監督が彼であることは幸運。クラブでは皆彼の偉業に驚かされている。個人的には長い間ミュンヘンに残って欲しい」と、同監督の契約延長まで希望した。なお、バイエルンではMFマリオ・ゲッツェのパフォーマンスが問題視されているが「ティーンエージャーの様なプレー。ボールロストしてもすぐに諦める。大人になって潜めているポテンシャルを活かすべきだ」と批判した。対してMFチアゴ・アルカンタラに関しては「素晴らしい選手。グアルディオラ監督のプレーの哲学を一番理解しているからバイエルンでは今最も重要な選手だ」と、絶賛した。(フットボールチャンネル)

ルイス・エンリケ

ルイス・エンリケ監督は試合後、記者会見に出席。「決勝進出という目標は達成した、後は優勝するだけだ」と述べた。バイエルンのDFベナティアに先制点を許すも、その8分後にはFWネイマールが同点弾を決めた。「即座にゴールを決め、チャンスを創れたことによって自信がついた」と、指揮官は同選手の得点の重要性を説明した。「前半はもっとコントロールできたと思う。後半は色々なミスを犯してしまったけど、満足すべき夜になった」(フットボールチャンネル)

ルイス・スアレス

L・スアレスは、アルジェリア『Le Buteu』で世界のトップを走る2選手に関して自身の考えを口にしている。スペイン『スポルト』が、コメントを伝えた。「メッシのものは天性だ。彼こそが世界一の選手だよ。彼はああいった特長を備えて生まれてきたんだ」「ロナウドは、すごく向上した。現在のレベルに至るまで、厳しく練習してきたんだと思う。(デビューした)当初は、今ほどのレベルにはなかった。だけど、一番はメッシだよ」またL・スアレスは、キャリアの終盤を他国で過ごす可能性を問われると、こう返答した。「正直に言うと、分からないね。だから何も言えないよ。中国や日本、カタール、アメリカとかになるのかもしれない。一般的に、このあたりの国がキャリア終えるのに素晴らしい機会となっているからね。今の時点ではバルセロナの日々を楽しんでいるよ」(Goal)

ネイマール

バイエルン戦では2ゴールを奪う活躍を見せたネイマール。今季公式戦では7試合連続で得点を重ねている。好調を維持する彼が、試合後に喜びのコメントを寄せた。「初めてチャンピオンズリーグ決勝の舞台に立つことになる。本当に特別なことだと感じているよ。とても幸せな気持ちだし、チームメイトとも喜びを分かち合いたい」(theWORLD)

公式サイトが試合後のネイマールのコメントを伝えている。「試合にもゴールにも満足している。決勝に進めたことが大事なんだ」「ロッカールームの中はちょっとしたパーティーのようになっていたが、まだ最後の1つが残っている。相手?レアル・マドリーでもユベントスでもやることは同じだ」(ゲキサカ)