チャンピオンズ・リーグ決勝前のコメント:バイエルン編 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2013/05/25
チャンピオンズ・リーグ決勝前のコメント:バイエルン編

いよいよブンデスリーガでいつもやっている
バイエルン vs ドルトムントが
チャンピオンズ・リーグの決勝として行われる。
来期からは常にチャンピオンズ・リーグ決勝カードが
リーグで見れることになる

試合前バイエルンの場合

ハインケス監督

決勝ではミュラーがキーマンになる。彼は絶対的な主力選手。攻守に渡って、ずば抜けたサッカーを支える要だ。今年はすばらしいシーズンを過ごしているね。彼のいないバイエルンなど考えられない。けがに強く、抜群の運動量を誇り、俊敏だ。そして、リラックスしなくてはならない場面で、しっかり肩の力を抜くことができる(SOCCER KING)

PK?もちろん、練習はしてきた。だが、練習で試合におけるPKをシミュレーションするのは不可能だよ。私は、我々が勝てると思っている。昨季のファイナルでも、間違いなく我々の方がプレーは良かった。アリアンツ・アレナでの昨季の負け方から、サッカーの神々は我々に借りがあるはずだ。私と(ユルゲン・)クロップの違い? 年齢さ。つまり、かなりの経験の違いだね(Gazzetta.it.)

「私はこれまでに多くのビッグマッチに関わり、勝利やタイトルをつかんできた。しかしスポーツには敗北もつきものだ。決勝は、選手とクラブにとっても特別なものになるだろう。28から30歳の選手にとっては、同じドイツのチームを破っての優勝は、選手生活の最後を飾る栄光になるはず。それは私にとっても一緒だよ。しかし、私は以前にも優勝を経験しているので、多少引いて見る気持ちはあるかもしれないね。バイエルンにとっては非常に重要な一戦だが、私にとっては単なる一試合なんだ。今シーズン、我々は前人未到の快挙を成し遂げた。ブンデスリーガ50年の歴史の中でも、最高のシーズンを過ごしたチームになった。最近も1試合引き分けただけで、あとは全試合に勝っている。そしてもちろん、決勝でも好調ぶりを続けたいと願っているよ。ウェンブリーはイングランドや欧州、世界のサッカーにまつわる伝統を持つスタジアムなんだ。由緒ある場所で行われるチャンピオンズリーグ決勝に出場することは、選手にとっても大きなやりがいになるはずだね。スタジアムは独特の雰囲気に包まれるだろう。(ホームとは)別の街で開催される方が、我々にとってはゲンがいいのかもしれない。昨年は内容では上回ったから、今回こそサッカーの神々が我々の側についてくれるかもしれない(SOCCER KING)

ウェンブリーはイングランド、ヨーロッパ、そして国際サッカーにおける伝統ある舞台だ。そんな由緒ある場所でCL決勝を戦えるのは、選手たちにとって特別な励みになるはずだ。ほかにはない、これ以上ない雰囲気になると思う。私は常にポジティブに考えるようにしてきた。自分のチームに何が達成できるか、分かっている。ユヴェントスとの対戦の前にも、我々が有利と見られていなかったバルセロナとの対戦の前にも、私はそう言ってきたはずだ。私はずっと、我々がこの大会を制覇できると考えてきた。我々には素晴らしいチームがあるんだ。彼らはチームとしてプレーすることができる。明日もそれができれば、我々は勝てるはずだ(Goal)

ラーム

僕らは今シーズンに、偉大な一歩を踏みしめて来た。成熟して、年齢的にもちょうどいい。決勝への保証はもちろんないよ。しかし、僕らはビッグイヤー(優勝カップ)をミュンヘンに持ち帰りたいんだ(SOCCER KING)

シュバインシュタイガー

ゲッツェのような選手が欠ければ、彼らの力は少し落ちるかもしれない。彼のキャリアで最も大きな試合になったはずなのに、同情するよ。それでも、ドルトムントはピッチ上の11人全員がタイトルのために100%の力で臨んでくるはずだ。ドルトムントに敬意は払う。でも、勝つか負けるかは自分たち次第だと思っている。ポテンシャルをしっかりと発揮できれば、欧州で僕らを倒せるチームはほとんどいないはずだ(ISM)

この試合に勝ちたい。だからこそ、バイエルンのためにプレーする。誰が前に立ちはだかろうと、僕たち勝ちたいんだ。試合に集中しないとね。ゲッツェのような選手が不在なら、チームが弱体化するかもしれない。ただ、ドルトムントはピッチですべてを出し切る選手が11人そろっている(Goal)

ミュラー

機は熟した。そろそろあれ(チャンピオンズリーグのタイトル)を手に入れたいんだ。(2009-2010シーズン、2011-2012シーズンに続いて、チャンピオンズリーグ決勝で)3度も負ければ、敗者の仲間入りになる。永遠にね。今シーズンのプレーには満足している。この調子をキープできることを祈っているよ。知っての通り、僕はゴールの場所を熟知しているからね(SOCCER KING)

僕は過去2回の決勝にも出場しているから、他の選手よりは経験が豊富と言える。以前の2回よりも緊張はしていないよ。いつものチャンピオンズリーグと同じだよ。もちろん鳥肌が立つような感覚にはなると思うけれど、それは必要なことだよ。何を目指して戦うのかは全員分かっているからね。(準優勝だった)去年の決勝が悪影響になることはないよ。それがモチベーションになるから、むしろ好材料だね。僕らは普段より慎重にプレーすると思う。少なくとも相手の好きにやらせるつもりはないよ。(昨シーズンの決勝での敗戦が)感覚を研ぎ澄ませてくれると思う。去年はいいプレーを披露したが、1点以上を奪うことができなかった。しかもその1点も83分に決めたんだ。僕らは自分たちがつくったチャンスを生かせず、トロフィーを逃してしまった。僕らに弱みはないと思うよ。ドルトムントに聞いたほうがいいかもね。僕らは無失点試合も多く、感触は非常にいいよ(SOCCER KING)

ビビッて漏らすような選手は1人もいないよ。僕らに弱点はないと思う。これまで多くの試合を無失点で終えてきたし、僕も調子はいい。もし僕らに弱点があるとしたら、ドルトムントが教えてくれるかもしれないけど(ISM)

僕は2度のファイナルを戦っているから、ほかの選手たちには僕のような経験がないだろう。過去2回のファイナルほどナーバスになっていない。普通のCLの試合だ。もちろん、鳥肌が立つようになっていくんだろうけど、それは必要なことだ。僕らは、自分たちが何のために戦っているかを自覚している。去年の決勝がネガティブな影響になることはない。ポジティブな影響でしかないよ。モチベーションを感じているからね。おそらく、僕らはいつもより慎重になるだろう。去年も非常に良いプレーをしたけど、83分に決まった1ゴール以上を奪えなかった。自分たちのチャンスを生かせなかったんだ。それでトロフィーを逃した(Goal)

リベリー

バイエルンでほとんど全てのものを手にしてきた。足りないのはこのタイトルだけだ。もう待ちくたびれたんだ。クラブ、サポーター、チームのために勝つしかない。(出場停止だった2009-2010シーズンのチャンピオンズリーグ決勝インテル戦)当時はきつかったよ。試合に出られないとさびしいものだから。(チェルシーに敗れた2011-2012シーズンのチャンピオンズリーグ決勝について)あれは痛い。良いサッカーをしていただけに、皆、大きなショックを受けていた。ドルトムント戦ではすごく良いプレーをしなくては。アドレナリンが出ているよ。僕たちは決勝戦がどんなものかを知っている。初めての経験ではないんだ(SOCCER KING)

(近年では)3度目の決勝進出なので、チームの経験値も上がった。我々にとって新しい体験ではないので、決勝でプレーするということがどういうことなのか理解できている。ドルトムント相手に何をすればいいか、どういうプレーをすればいいかはわかっている。FCバルセロナとの時のようにプレーをすることができたら、勝てるチャンスはある。ベラベラ喋るのおしまいにして、サッカーをしなければいけない。色々な人にとって大事な試合だけど、自分たちのことに専念しなければいけない。気分は良いし、ここまで良い成績を出してきたのも確かだ。しかし25日にはまた凄いパフォーマンスを見せる必要がある。今回はみんなバイエルンが勝つと思っていて、これはこれでプレッシャーだ。しかし一方でドルトムントはチャンピオンズリーグで良い成績を残しているし、素晴らしい選手が見事なプレーを見せている。バイエルンのボール支配率の方が高くなると思うが、ドルトムントはコンパクトなチームで、カウンターアタックがうまい。本当にレベルの高いチームなので、用心しなければいけない。私にとってチャンピオンズリーグ制覇は大事だ。長い月日待った。そしてもし優勝するならバイエルンでする!(AFP=時事)

ロッベン

僕らは素晴らしいシーズンを過ごしてきた。ウェンブリーでそれを完成させなければならない。ドイツの2チームが決勝で戦うのは初めてで、本当に大きな試合だけど、あくまで冷静さを保つことが必要だ。地に足を着けて、正しい形で集中し続けることが大事だ。確かに僕らはバルセロナに勝ったけど、それは準決勝でしかない。『優勝しなければ意味がない』と試合後すぐに言い合ったよ.特別な夜になるだろうね。ドルトムントは過去2、3年でとても良いチームだということを証明してきた。決勝はほんのちょっとしたことで決まると思う。確かな準備をして臨めるかどうかは自分たち次第だ(Goal)

ダンテ

CLでは、チームは本当に素晴らしい戦いをしてきた。アーセナル、ユヴェントス、バルセロナのように、偉大なチームも倒して勝ち進むことができた。バイエルンは世界最大のクラブの一つだ。今年はさらに強くなって、だからこそここまで素晴らしいシーズンを送ることができた。過去数年間タイトルを逃してきたという事実によって、選手たちはさらに勝利に対してハングリーになった。ドイツダービーなので厳しい決勝になるだろうけど、勝者としてロンドンを立ち去りたいと願っている。ドルトムントとの試合はいつも厳しいものだ。強いライバル関係にある。両チームとも準備ができていることは間違いないと思う。素晴らしい試合になるだろうし、両チームとも本当に集中しているだろう。もちろんお互いのことはよく知っている。だからこそ十分に注意しなければならない。自分たちのベストの戦いを見せられることが必要だ(Goal)

これはCLの決勝だ。どのチームと対戦するかは、さほど重要じゃないと思う。もしかしたら、周りの人たちはバルセロナやレアル・マドリーとの決勝を予想していたかもしれない。でも、選手にとっては大きな違いはないんだ。レヴァンドフスキは現在、世界一のストライカーだ。彼と対峙することは簡単なことじゃない。でも、集中してコンパクトに守れれば、彼にうまく対応することができるはずだ。もちろん、ドルトムントはレヴァンドフスキだけじゃない。彼らは闘争的な素晴らしいチームだ。ポゼッションでもカウンターでもプレーできる。スピーディかつ危険なプレーを心得ているよ。この決勝に値するチームだ(Goal)

ボアテング

(決勝に向けての)練習は火曜日(21日)から。集中して、体に刺激を与え、いよいよ土曜日の決勝に臨むわけだ。僕たちは皆、この試合をものすごく楽しみにしている。ピンポイントで(コンディションを)調整しなくてはいけないね。(決勝について考え始めたのは)正直に答えると、(準決勝で)バルセロナに勝った時から毎日考えてきた。昨シーズンの苦すぎる経験(チャンピオンズリーグ決勝でチェルシーに敗戦)から、誰もがこのチャンスを待ちわびていたんだ。結果がどうなるかはわからないけど、これだけは約束する。『死ぬ気で戦う』ことを。(準々決勝)ユヴェントス戦や(準決勝)バルセロナ戦で見せたプレーができれば、必ず勝てる。そう信じている。(ドルトムントには警戒されているのでは?)彼らは我々のことを知り尽くしているからね。それはお互い様だけど。でも、ドルトムントも僕たちが絶好調であることは認めているはず。そして、絶好調であるバイエルンを倒すのが困難であることもね(Goal)

ザマーSD

彼(クロップ)はケツを賭けたが、ケツはどこにあるんだ?我々はバルセロナについてペップと話はしていない。間接的な話すらしていない。ケツはどこだ?自分たちのトップレベルに到達できれば、勝者は我々以外にないだろう。このチームのクオリティーの高さと闘争心が、最終的にはタイトルを持ち帰ることにつながるはずだ(Goal)