3.13:アーセナル(CL:H) - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2013/03/15
3.13:アーセナル(CL:H)

03133.13:アーセナル(CL:H)0-2(3-3)○
■交代:
73:マンジュキッチ >>> ゴメス、81:クロース >>> ティモシュク

第1戦の貯金で勝利
しかし3分で点を獲られ緊張感を持って見れた
ミュラーのヒール>ロッベンも素晴らしかったし
ロシツキーもフルで出場
アルテタにフェースバスターを食らったロッベンもよく頑張った
0-2だから褒められはしないが楽しい試合だった

ハインケス監督

アーセナルは2ゴールを奪った。それからは決定的なチャンスを作らせなかったが、アーセナルは試合を支配していたし、我々より良かった。我々はいつものように試合をうまく支配できなかった。我々はこの試合から学ぶ。これでファンの過剰な称賛を断ち切ることもできるだろう。彼らはバイエルンが絶対に負けないと思い込んでいたからね(CLでは)いくつかのチームが上位に進めずに終わる。今回はそれがイングランドのチームだったということ。だが、我々はユナイテッドが不運だったことを認めなければいけない。それに、アーセナルはトップチームであることを証明した(Goal)

立ち上がりの失点が良くなかった。それで我々のプランが乱れてしまった。アーセナルはより優れており、我々は特に前半、何もできなかった。試合をコントロールできなかったね。この試合は、我々にとっての大事なレッスンだ(Goal)

ルンメニゲ

タフな試合だった。(ファーストレグに)ロンドンでゴールを挙げることができて運が良かったよ。この敗戦は警告だ。CLは簡単じゃない。我々はリズムが良くなかった。だから問題が生じた。特に中盤に問題があったね(Goal)

ラーム

相手もサッカーが上手だということ。早い時間帯の失点も痛かった。ただ時間だけがむなしく過ぎて行く試合だった。結局はチャンスを活かせずに終わったことが原因で、最後にはもうダメかもしれないと不安にもなった。我々はいつだって100%集中してプレーしなくてはならない。それができなければ危うくなる。もっと強くならねば。勝利のためにはハードワークしなくてはいけないことは百も承知。これまではそれができていたが、今日は違った(公式サイト)

ロッベン

試合前、僕たちは互いに『相手は失うものがない。むこうを試合に入れないようにしよう』って言い合った。僕たちが望まなかった唯一のことは、序盤の失点だ。まさにそれが起きてしまったよ。全体的に考えると、特に前半は僕たち本来のプレーができなかった。試合に入れなかったのは僕たちだね。立ち上がりの失点が、僕たちにとってのモーニングコールになると思ったけど、そうならなかった。後半はましになって、何度かチャンスをつくった。あと少し運があればね。僕たちはゴールを決めなければいけなかったよ。いつもはゴールが決まるから、こういうのは珍しい。最終的には勝ち上がったからうれしくなければいけないけど、ちょっと難しいね(Goal)

ミュラー

この試合はFCバイエルンらしくなかった。このままではダメだと今気づけたことは、良かったかも(公式サイト)

ダンテ

ここ数試合のようなコンパクトさがなかったと思う。早く切り替えないとね。明日から向上していく。敗戦は妥当な結果だ。自分たちを責めなければいけない(Goal)


ヴェンゲル

イングランド勢が一つも残らないという事態は、他のヨーロッパ各国の国内リーグが我々に追い付いたという意味だ。プレミアリーグで何をもっと改善させなければならないのか、我々は考える必要がある(Goal)

今夜は非常に近くまで迫ることができた。おそらく、何度かはラッキーもあった。しかし、ジェルビーニョにもチャンスはあったし、セットプレーでもっとうまくできるところがあったはずだ。スピリットとパフォーマンスは確かにあった。全体的には、素晴らしかったと思う。今夜の試合に後悔はない。あるとすれば、ファーストレグだ。もし、ホームで1ー2の負けだったら、今夜のゴールの重要さは変わってきた。敗退は残念だ。しかし、パフォーマンスとスピリットはポジティブな面だね。我々にはクオリティーがある。このチームをベースにしていく。今夜プレーした若手たちは、とてもよくやっているね。良い形でシーズンを終えよう。試合を終えた直後に、その話(CL出場権獲得)をするのは難しいことだ(Goal)

<blockquote(開始早々のゴール)私はバイエルンがどう反応するかを考えていた。パニックに陥るか、ただのサプライズなのか、もしくは我々がプレッシャーを受けるのかどうか。だが、彼らは良い反応を示した。我々は前半に多くのチャンスを作れなかった。後半はもっと多くのチャンスがあったと思う(アーセナル公式)

ジルー

今夜はいいところを沢山見せる事が出来たと思う。だから僕らは信じる事ができるんだよ。勝ち上がりまであと一歩だったから余計に悔しい。それでも僕らは自分たちを誇れると思うし、僕らを信頼し、ついて来てくれる人々も誇りを持てたと思う。1stレグは全く良くなかったし、試合終盤に与えた3点目が命取りになってしまった。今夜はそれと全く違ったね。今夜はほぼ完ぺきなパフォーマンスだった。早い段階でゴールを決め、2点目も奪えたからね。素晴らしいフィニッシュだったけど、その後のバイエルンは確かな仕事をしていたよ。多くの時間を失ってしまったし、2点目も少し遅すぎた(アーセナル公式)

アルテタ

僕たちはすべて出し切った。ホームで3失点して、難しい状況だというのは分かっていたよ。でも、僕たちは信じ続けた。気持ちの上で、この試合はとても難しかったね。ここに来て勝つチームは多くない。バイエルンは今シーズン、ヨーロッパのトップレベルであることを証明している。だから、選手も監督も信頼に値すると思うよ。僕たちはベストを尽くした(Goal)

2点目を入れたコシールニー

今夜は何も後悔することはない。相手に高い位置からプレスをかけたかったし、良い戦いができた。2点目を決めるのは遅すぎた。しっかり戦って、プレーを生み出そうとしたけど、向かい合った相手はビッグチームだった(Goal)

メルテザッカー

開始3分で小さなリベンジを決めることができた。全員の目を覚ますゴールだったが、後半はあまり良いプレーができなかった。バイエルンは圧力をかけようと試みたが、チャンスはほとんど与えなかったため、ミドルシュートが多かった。もう少し攻撃したかった。あと一歩でバイエルンを敗退させることができたということを忘れてはいけない。シーズンの今後に向けて我々の励みとなるだろう(バイエルン公式)

ジェンキンソン(DF)

必要だった早い時間のゴールを決めることはできた。守備をしっかり締めるのが大事だということも分かっていたし、その通りにできた。2点目を奪った時には本当にやれるかもしれないと思った。ここ(ミュンヘン)に来て、2-0で勝って、逆転まであと一歩だった。このチームのことを心から誇りに思っている(Goal)

東スポにかかるとこんな感じに

バイエルンにとって、予想外の冷や汗だった。第1戦でアウェーゴール3点を奪い、多くの関係者が楽勝で8強進出と予想していた。だが、奇跡を狙うアーセナルは前半3分にMFウォルコットの高速クロスをFWジルーが押し込んで早々と先制。その後、バイエルンは攻勢に転じて試合を支配したが、後半41分にアーセナルMFカソルラのCKをDFコシールニが頭で押し込み、この時点で2戦合計スコアで追いつかれた。あと1失点したら大逆転敗退となるとあって、バイエルンはここから攻撃をやめて露骨な時間稼ぎに入った。提示されたロスタイム3分を何とかしのぎ切ったものの、国内リーグ、カップと合わせた“3冠”を狙うドイツの名門は今後に不安を残す内容だった。(東スポweb)