バラックはどこに移籍する? - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2005/12/03
バラックはどこに移籍する?

バラックに対しプレミアリーグのチェルシーが獲得の申し出を行ったことが1日、分かった。英BBC放送が電子版で報じた。一方、バイエルンのルンメニゲ会長はスペイン1部リーグのレアル・マドリードからも正式なオファーがあったことを明らかにした。
時事通信
ビッグクラブの引く手あまた……と思いきやマンチェスター・ユナイテッドに続いて、今度はチェルシーも「バラック獲得断念」を表明した。
しかしモウリーニョ監督はこう語る。
「アフリカネーションズカップで選手が離脱するのは承知している。だが、現在いるメンバーでいかにシーズンを戦い抜くかしか考えていない。1月に選手の移籍はないものと考えている」
これで移籍先がスペインに固まったと思われるバラックだが、結果的にプレミアにおける不人気が浮き彫りになるカタチに。母国開催でのワールドカップを前にして、精神面への影響も懸念される!?
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カール・ハインツ・ルンメニゲは「交渉のやり方が気に入らない」とミヒャエル・バラックの代理人を厳しく責め立てた。
バイエルンがバラックへの契約延長のオファーを取り下げたことで、バラックの去就は不確かなものになった。バイエルン・ミュンヘンとの対立を解消することができるのか、あるいはうわさされたチェルシーやレアル・マドリーなどへ移るのだろうか? この疑問が明らかになるのを待つ一方で、『ビルト』紙はバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長にマイクを向けた。
「この問題に関しては楽観も悲観もしていない。ただ現実を見ているだけだ。私はレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長ともチェルシーのピーター・ケニョン取締役とも良好な関係にある。彼らは現在行っている交渉について私に知らせてきた。ほかの会長の場合でも誰もがそうするだろう。それがビッグクラブのスタイルというものだ。われわれが誰かほかの選手との交渉を持ち掛けられたとしても同じようにする」
さらにルンメニゲは続けた。
「ミヒャエル・バラックと彼の代理人のベッカーはわれわれの動きを知っていた。すべては正しいやり方で進められた。ベッカーがバラックをほかのクラブに売り込んだやり方には失望している」
ルンメニゲは、自分自身に連絡がなかったという状況を語るだけではなく、今回のやり方ではバラックの代理人がFIFA(国際サッカー連盟)の規定を犯しているという点も示唆した。FIFAの規定では、契約終了を迎える選手は移籍市場の再開される1月まで交渉を行うことができない。
バイエルンを出ようとしているもう一人の選手、ウィリー・サニョルに関してもルンメニゲはコメントした。
「彼にはヨーロッパ中からいくつもオファーがある。ユベントスだけではない。われわれはできる限りの手を尽くして彼を引き留めようとしたが、今はただ彼の最終的な決断を待っているところだ。一方で、ダイスラーとゼ・ロベルトはわれわれのチームに残る」
同じく契約終了が迫っているオリバー・カーンに関しては?
「彼とはウインターブレーク中に話をする。バイエルンでのプレーを終わりにしたいという彼の意志は喜んで受け入れる。彼にはすでにそう伝えている」
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とバラックはこれからどうなってしまうのか?
前回はゼ・ロベルトが移籍が出回ったが残留決定。バラックどうする?