浦和のエメルソンが来るか? - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2005/07/09
浦和のエメルソンが来るか?

長男の入院で一時帰国先のブラジルから再来日が大幅に遅れているエースに対し、バイエルン、パリSGなど複数のクラブが獲得に乗り出していることが判明。クラブ側の設定した移籍金3億円を超えるオファーの到来は確実で、早ければ来週にも去就問題は決着する。
昨年11月のナビスコ杯決勝を観戦した強豪バイエルン・ミュンヘンのスカウト責任者は「今すぐうちで通用する」と獲得に名乗りを上げ、さらにパリSG、カタールリーグなど複数のクラブが獲得に動いている。
「オファーは届いている」と浦和の犬飼基昭社長が話しているように、浦和側も打診の数々をすでに確認済み。今季終了後まで契約期間は残っているが、3年連続でチーム始動日に遅刻するなど、プロ意識の欠如を問題視する森孝慈GMは2001年川崎Fからの獲得資金3億円を超えるオファーが来れば、放出する意向を示していた。関係者はクラブ側の設定額を上回る条件が届くことを断言しており、近日中にもクラブ間交渉突入となる模様だ。代理人のコンスタン・テオ氏は「来日延期の理由は子供の入院だった。彼の信念は家族第一だが、給料を払っているのはチーム。そこは謝らなくてはいけない」と話した。