ヒッツフェルト監督のインタビュー 「ファンの皆さんありがとう」 | 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/05/29
ヒッツフェルト監督のインタビュー 「ファンの皆さんありがとう」

かっこいい監督のバイエルン最後のインタビュー本当に残念
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FCバイエルン、オットマール・ヒッツフェルト監督の時代が6年間続き、ついに幕が下りた。この間、レコードマイスターチームに「指揮官(Genera)」がもたらしたのは、8つのタイトル獲得だ。ホームでの対SCフライブルク戦がシーズン最終戦となった。ヒッツフェルト監督(55才)に fcbayern.de とインタビューの時間を取っていただいた。ミュンヘンの数年間を振り返った感想や、今後の計画、シーズン最終試合後の心情などを語ってくれた
<A HREF=”http://www.fcbayern.t-online.de/jp/club/archive/news/13902.php?fcb_sid=031078c83109b982b94e7f0bf53e7507″ TARGET=”_blank”>official Site</A>



オットマール・ヒッツフェルト監督のインタビュー

fcbayern.de: ヒッツフェルト監督、オリンピア・スタジウムでの熱く盛り上がったシーズン最終戦が終わり、まだ間もないわけですが、現在の心情をお聞かせください。今感じているのは、終わってしまった悲しみでしょうか、それともFCバイエルンでのすばらしい6年間を経てた喜びでしょうか
オットマール・ヒッツフェルト: 「もちろん、過去6年間、成功してきたことを、とてもうれしく思っています。特に先週土曜日のファンとの別れの場面では心打たれました。いかにファンに受け入れられているかがひしひしと伝わります。そして最後には私を支え、応援してくれたのもファンの皆さんです。本当に心からファンの皆さんに感謝します」

fcbayern.de: 先週土曜日のことについて話されましたが、あの日、あのような形で観客から迎え入れられ、お別れをすることは予想されていましたか
ヒッツフェルト: 「やはりおどろきましたね。ファンクラブから頂いた手紙の中で、今回の私の退任を残念に思う内容のものがたくさんありましたから、何らかの反応があるとは思いましたが、あのように盛大になるとは思ってもいませんでした。やはり感動して胸に込み上げてくるものがありましたね。泣かないようにと必死でした」

fcbayern.de: スタジオキャスターのシュテファン・レーマンが、ファンに対する監督のコメントを求める場面がありましたが、発言されませんでしたね
ヒッツフェルト: 「それどころではなかったんですよ。もちろんファンの皆さんにお礼を言いたかったんですが、言えなかった。言葉を発しただけで、おそらく涙で答えられなかったでしょうね。だから、マイクを向けられても何も言えなかったんです」

fcbayern.de: ファンからは、ミュンヘンでの監督の功績を称賛されたわけですが、今シーズンは必ずしも良い結果ではなく、FCバイエルンの要求には沿えなかった。監督はこのことについてどうお考えですか
ヒッツフェルト: 「今シーズンの結果には私も、もちろん満足していません。今シーズンは問題が山積みでした。特にけがのために出場できない選手が多く、長期的にはこれらの選手の埋め合わせは無理でした。メーメット・ショルがほとんど出場できないことや、セバスティアン・ダイスラーが回復後再びあのように長く欠場することなんてだれも予想できませんし、彼らのような独自のプレーをする選手はそんなに簡単に代えがきかない。結局、これが大きな痛手となり、試合内容やミヒャエル・バラックのプレーにも大きく影響したのです」

fcbayern.de: 今後のことをお聞かせいただきたいのですが、通常、チーム監督はシーズン終了後、来シーズンの計画を立てると思うのですが、今回、状況が変わったことで何か物足りなさを感じますか
ヒッツフェルト: 新聞を開いてフェリック・マガット監督の計画などが載っているのを見ると、確かに変な気分ですね。まずは新しい環境になれ、頭を切り替えていくことが大切」。でも実際、時間ができることはうれしい。これまでを振り返り、自分自身のことをもう一度考え直してみます。いままでは次の日のことを考えるので精一杯でした。やっと家族とゆっくり過ごしたり、本を読んだりする時間が持てます。これで、またぐっすり寝ることができるかもしれない」

fcbayern.de: 1年間の休暇を取りたいとの発言がありましたが、どう過ごされる予定ですか
ヒッツフェルト: 「実際何をするつもりなのかは、自分自身まだ良く分かっていません。先ほど述べたように、家族と過ごしたり、旅行や外国語の習得もいいですね。まずは楽しんでから、休み、この先、本当に何をしたいのかゆっくり考えてみると思います。まだまだ可能性はたくさんあるからね」

fcbayern.de: 外国語とおっしゃいましたが、具体的には。海外での活動も念頭に置かれてのことですか
ヒッツフェルト: 「海外へ行く可能性もあるかもしれません。英語をもっと上達したいし、これまでにもルガノ時代に2年間イタリア語を話していたこともあったから、イタリア語もまたやり直したいですね。今後のことはまだ白紙です」

fcbayern.de: ブンデスリーガーに戻ることも考えられますか
ヒッツフェルト: 「自分自身まだ何も分からないから、否定はしません。人生、何があるか分からないですしね。だいたい自由な時間があることで満足できるのかどうかも分からない。物足りなく感じるかもしれないし、緊張感がないとやっていけないかもしれない。またぐっすり寝られることがそんなに良い事なのかも分からないし。本当に、何も分からないけど、面白くなるのは確実ですし、私自身この先どうなるのか興味あります」

fcbayern.de: バスティアン・シュヴァインシュタイガー選手ですが、ポルトガルのヨーロッパ選手権の出場がとりあえず、なくなりました。がっかりされたのでは
ヒッツフェルト: 「確かにバスティアン・シュヴァインシュタイガーに出場チャンスがまわってくることを期待していました。FCバイエルンで活躍できる選手は、ドイツ代表チームに匹敵します」

fcbayern.de: ヒッツフェルトさん、これまでの6年間、我々のインタビューに答えていただき、誠にありがとうございました。今後の活躍を祈っております