ヒッツフェルト監督「胸を張って退団する」 | 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/05/21
ヒッツフェルト監督「胸を張って退団する」

オットマー・ヒッツフェルト監督は木曜日、彼にとって最後となるバイエルン本部での記者会見に出席した。計8タイトルを獲得した輝かしい6年の後、バイエルン・ミュンヘンに別れを告げるにあたり、監督は明らかに気持ちが揺れ動く様子を見せた。ヒッツフェルト監督はインタビューの中で、バイエルンで過ごした年月を振り返った。
〓〓バイエルンでの6年間で最も重要な経験は何だと思いますか?
「最も重要なのは、もちろん成功だ。タイトルなしには、FCバイエルンで生き延びられない。私には、自分で決めた指針を守ってきたこと、いつも自分に忠実であることが最も大切なことだった。試合で負けてもいいが、自分の顔に泥を塗るような行為をすべきではない。私は胸を張ってチームを離れるよ」
〓〓土曜日に退団する際、何を期待しますか?
「握手、そして花束でもあればもう十分だ。あとは分からない。だが大切なのは私のことではなく、勝ち点3だ。話はそれからだ」
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〓〓あなたのミュンヘンでの日々は、今週土曜日で完全に幕を閉じることになります。最後の試合フライブルク戦を前に、気になることはありますか?
「フライブルク戦も、最後の3日間も待ち遠しく感じる。ここミュンヘンで過ごした日々は素晴らしかった。とても実りの多い、そして楽しくて仕方がない時間だった。土曜日の試合で勝ち点3ポイントを獲得するのは、来季のチャンピオンズリーグ出場を確実にするためにも、非常に重要だ。これは私のためでも選手のためでもなく、チャンピオンズリーグのもたらす収入を必要とするFCバイエルンのためだ」

〓〓あなたが今季限りで退団することを知ってからのチームの様子は?
「もちろん、何人かの選手が私のところへやって来て、とても残念だと言った。だが、私自身は気にしていない。無冠に終われば任を解かれる。FCバイエルンでは当たり前のことだ」

〓〓今週土曜日からはゆっくりできますね。今後近い将来の計画はありますか?
「まだ何をすることになるかわからない。現在はフライブルク戦に全力を集中している。今年の7月1日の時点で、新たなクラブで仕事をしている可能性は考えられない。今はただバイエルンで、この言葉は嫌いだが……準優勝を成し遂げてシーズンを締めくくることに力を尽くすだけだ。それが終わったら、気分も一新することになるだろう。そのうち、いちいち計画しなくても、目標が見えてくる時がやってくる。まずは家族との時間を大切にして、ゴルフをするなどリラックスしたい」

〓〓これほどの成功を収めた6年の後では、少し感傷的な気分になりませんか?
「もちろん、素晴らしい日々を過ごした後にやって来る別れは辛いものだ。ミュンヘンで過ごした時間はとても長かった。バイエルンに6年もいることになるとは、まったく思いもしなかった」

〓〓ウリ・ヘーネスが先日、あなたがチームを甘やかし過ぎたと非難しましたが
「私はそれを非難だと思わない。監督である私の仕事は、適当な時期に手綱をひきしめ、またそれを緩めることだ。私は時には甘やかし、時には非常に厳しく接してきた。選手たちと対立するだけでは何にもならない。すぐにまた、かつての“FCハリウッド”に戻ってしまうだけだ」

〓〓ここ数週間、バイエルンの首脳部が見せた混乱と騒動をどう思いましたか?
「周囲から注目を浴びたことに関しては、大して気にしていない。よくあることだ。社会全体が他人に冷たくなってきたし、マスコミも以前より攻撃的になってきた。新聞も生き残ろうと必死だ。われわれはドイツという厳しい競争社会に生きているんだ。だが、私はつきあい方を心得ている」