ドルトムントに完封負け。逆転優勝は絶望的に - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2004/04/19
ドルトムントに完封負け。逆転優勝は絶望的に

もうだめか・・・・
ブンデスリーガは現地時間17日(以下現地時間)、第29節の7試合が行なわれ、2位のバイエルンが0対2でドルトムントに敗れ、首位ブレーメンとの差を縮めることができなかった。もし19日の試合でブレーメンが勝てば両者の勝ち点差は10に広がり、残り5試合での逆転はかなり難しくなる。
バイエルンのヒッツフェルト監督は「前半は悪くなかったんだが、ドルトムントに先手を取られてしまった。さすがに、バラックの退場後は厳しい展開になった」と振り返った。一方、ライバル相手に完勝を収めたドルトムントのザマー監督は「後半はいいサッカーができたと思う。同じくらいの力のチームが対戦したら、際どいシーンで試合が決まることもあるさ」とコメントした。
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かすかな逆転優勝の可能性にかけているバイエルンはアウェイでドルトムントと対戦。今季はドルトムントが不調とはいえ、長年、優勝争いを繰り広げてきたライバル対決だけに試合は拮抗し、0対0のまま前半を折り返す。そして、51分、ドルトムントがエヴェルトンのPKでついに均衡を破ると、6分後にもヴェルンスが追加点。68分には劣勢に苛立ちを隠せないバイエルンのバラックがこの日2度目の警告で退場処分となると、10人のバイエルンはこのまま追撃の糸口がつかめず、0対2といいところなく敗れた。
3位のシュトゥットガルトは、17位のフランクフルトと対戦。前半終了間際のクラニーのゴールを皮切りに、後半にはフレブ、ボルドンが続き、3対1で難なく快勝を飾った。3連勝のシュトゥットガルトは勝ち点を57に伸ばし、2位バイエルンまで2ポイント差と迫っている。これで、予備戦なしでチャンピオンズリーグに出場できる2位の座も再び視野に入ってきた。
このほか、4位レヴァークーゼンは激しい点の取り合いの末、シャルケ04を3対2で振り切り、ハンブルガーSVは2対1で1860ミュンヘンを下している。なお、高原直泰はケガのため出場していない。
第29節の残る2試合、ブレーメン対ハノーヴァー96、1.FCケルン対フライブルクの2試合は18日に行われる。