バイエルン・ミュンヘンは、今シーズン終了後、退団を希望するDFリザラズ抜きのチーム作りを強いられることになりそうだ。34歳のフランス代表リザラズは、「僕たちが合意できなかったのは、7年間で初めてのことだ」とフランスの通信社AFPにコメントした。
契約が今シーズン末で切れるリザラズは「僕はミュンヘンで過ごした日々を誇りに思っているし、僕はここですべてを達成してきた」とだけ述べ、詳細を語らなかった。彼の今後の進路については、まだ何も決まっていない。
<A HREF=”http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20040417-00000012-spnavi-spo.html” TARGET=”_blank”>スポナビ</A>
ここまで、今後の身の振り方を保留してきたリザラズは、開幕前からクラブ側と契約内容で対立していた。今季、ボルフスブルクのドイツ代表トビアス・ラウが新たに加わったにも関わらず、リザラズは左サイドDFレギュラーの座を不動のものとしてきた。彼は1997年、スペインのアスレチック・ビルバオから移籍金950万ユーロ(約12億2000万円)でバイエルンにやって来た。