公開日:2019/11/17

監督候補に挙がったヴェンゲル、FIFA役員に

バイエルンの監督候補にも噂されたヴェンゲル
FIFAの偉い人になり候補が1人減った

ベンゲル氏がFIFAの要職に、バイエルンの監督就任は消滅
AFP BB

【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)の前監督であるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)氏が13日、国際サッカー連盟(FIFA)のグローバル・フットボール・デベロップメント部門の責任者に就任した。これにより、正指揮官が不在のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の監督になる可能性は消滅した。
FIFAによれば、70歳のベンゲル氏は「世界中の男女の」サッカーの発展に関する責任を担うだけでなく、「技術面の最高責任者」となり、競技規則の変更に関わる可能性もある。また、監督教育の任務も任され、元選手の指導者への転身を後押しするプログラムを支援することになるという。
ベンゲル氏は発表文の中で「この非常に重要な課題に取り組めることをとても楽しみにしている」「より幅広い観点からサッカーを分析することにずっと興味があったし、国際統括団体としてのFIFAのミッションは実にグローバルだから」とコメントした。
ニコ・コヴァチ(Niko Kovac)前監督を解任したドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルンは、正指揮官の座に就きたいというベンゲル氏からの申し出を断っていたが、同氏はこれを否定。そのため前週末には、ベンゲル氏が監督に復帰するのではないかという臆測が広まっていた。
しかし、ベンゲル氏はFIFAで新たな役職に就くことになり、22年率いたアーセナルを退団した2018年の後では初めてサッカー界に戻ることになった。【翻訳編集】 AFPBB News

バイエルン指揮官就任報じられたヴェンゲル氏がFIFAの役員に着任…現場復帰が困難に
(Goal)

1996年から22年間にわたりアーセナルを率いて17個ものトロフィーを獲得するなど多くの功績を残してきたフランスの名将ヴェンゲル氏。2018年夏に同クラブから退任して以降、現場復帰に向けて意欲をのぞかせ、世界中のクラブや代表チームから関心を持たれ続けていた。
さらに、先日にニコ・コバチ監督を解任したバイエルン・ミュンヘンがヴェンゲル氏へ関心を寄せると報道。一時は否定する報道もあったが、同指揮官自身が『BTスポーツ』で「彼らは新たなコーチを探していると言い、私に興味があるか尋ねてきた。私たちは来週に交渉することで一致した。これが本当の話だ」とドイツの名門を率いる可能性があることを認めていた。
しかし、ヴェンゲル氏のバイエルン行きはどうやら完全に消滅。13日、FIFAは同氏が世界中のフットボールの発展に携わる部門のトップに就任したことを発表する。フランス人指揮官はこの職に就くにあたって「非常に重要なチャレンジができることをとても楽しみにしている」と新たな分野での挑戦に興奮しているようだ。
また、ジャンニ・インファンティーノ会長は「アーセン・ヴェンゲルはフットボール界で最もリスペクトされる1人だ。彼を我々のチームに迎え入れることができてとても満足している」と70歳の同氏の働きへ期待を寄せている。
フットボール界の表舞台に戻ってきたヴェンゲル氏だが、今後は慣れ親しんだピッチサイドではなく、FIFAの一員としてフットボールの発展を支えていくことになるようだ。