公開日:2019/11/13

ハンジ・フリック暫定監督、“暫定”じゃなくなるか

ハンジ・フリック暫定監督
オリンピアコスに2-0
ドルトムントに4-0!と快勝
好成績をたたき出し“暫定”から“正”に昇格か?
このまま行ってくれれば他の候補を見る時間も増える

フリック暫定監督がバイエルン正指揮官に就任か、会長が示唆
AFP BB

ドイツ代表が優勝した2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でチームのアシスタントコーチを務めた54歳のフリック氏は、初めて指揮を執った6日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)でオリンピアコス(Olympiakos)に2-0で勝利すると、続く9日のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦では4-0で大勝した。
15日に会長の座を退くヘーネス氏は、フリック氏が正監督になるべきとの見解を示した。独テレビ局スポーツ1(Sport1)のサッカー討論番組に電話ゲストとして出演した同会長は、「理事会は最初にハンジ・フリックについて話し合うべきだ。これは数日中に行われるものと聞いている」と明かした。
ヘーネス会長は先週、新監督を23日までに発表するとしたが、フリック氏はバイエルンの次戦が行われる同日以降もその座にとどまることが確実となっている。
また、ヘーネス会長はカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長、ハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)、そして15日の年次総会で新会長に選出される見込みのヘルベルト・ハイナー(Herbert Hainer)氏との話し合いの末にコヴァチ前監督の解任は決まったとし、ルンメニゲ社長の後任として準備を進めている元ドイツ代表GKオリバー・カーン(Oliver Kahn)氏も一定の役割を果たしたとしている。
またヘーネス会長はドイツ公共放送ZDFで、コヴァチ監督はドレッシングルームで支持を失っていたと明かした。
「間違いなくチームには監督を追い払いたいという要素があった」「そういう理由で上層部は適切に対応した」と話した同会長は具体名こそ挙げなかったものの、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)はコヴァチ監督の起用法に不満を訴えていた。【翻訳編集】 AFPBB News

バイエルン暫定監督、今後もチームを率いる事が決定。CEO「我々の信頼を勝ち得た」
フットボールチャンネル

現地時間9日、バイエルンはブンデスリーガ第11節でボルシア・ドルトムントと対戦し4-0で勝利した。フリック暫定監督は初陣となった6日のオリンピアコス戦に続き連勝を収めたのだ。
ドルトムント戦後、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「今後もハンジと一緒に仕事を進めていく。彼は良くやっており、我々の信頼を勝ち得た」と次節のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦も引き続きチームを率いる事を明言した。
続けて「ハンジは2試合のチャンスがあったが、彼は素晴らし結果を残した。我々は落ち着いて彼と一緒にやっていきたい」と改めて信頼を強調した。
一方で「我々がしている事を公の場でコメントはしたくない」と語るルンメニゲCEOはフリック氏を正式監督に就任させるかどうかの質問については明言を避けた。
今月3日にニコ・コバチ監督を電撃解任したバイエルンはフリック氏を暫定的に監督に据えている。新監督候補にはアーセン・ヴェンゲル氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏、ジョゼ・モウリーニョ氏などといった名前が挙がっているが、フリック氏がこのまま指揮を執り続ける可能性も十分にあるようだ。

重要な局面で2戦2勝も、バイエルン暫定監督フリックは退任意向「私の仕事はここまで」
(Goal)

9日に行われたブンデスリーガ第11節、バイエルンvsドルトムントの“デア・クラシカー”は4-0と、ホームのバイエルンが圧倒した。ニコ・コバチ監督更迭後、暫定で指揮を執っているハンジ・フリックはライバルチーム撃破に胸をなで下ろした。試合後TVメディア『スカイ』のインタビューで、コメントを発している。
「今夜は妻と一緒に赤ワインのボトルを開けることにするよ。私はこの結果に満足している」
「バイエルンの選手たちは今日、素晴らしいフットボールを見せられると、改めて示したと思う。本当によくやってくれた」
フリック暫定監督の指揮により、バイエルンはコバチ監督解任後2戦2勝。UEFAチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦で勝利し、16強進出を確定させた。そしてリーグ戦最大のライバルと目されるドルトムントを4発撃破という、重要な試合でいずれも結果を残した形になる。
だが、同監督はあくまで暫定で指揮する立ち位置で、長期契約に至ることはないようだ。本人が「私の仕事はここまでで、これ以上のことは求められていない」と、今後も指揮を執るつもりはないことを明かしている。
果たして、今後ドイツ王者を指揮するのは誰が率いることになるのだろうか。

フリック暫定体制で連勝のバイエルン、ヴェンゲル招へいの可能性は?CEO「状況を整理する」
(Goal)

バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが、現在暫定的に指揮を執るハンジ・フリック監督と就任が噂されるアーセン・ヴェンゲル氏について言及した。
3日にニコ・コバチ前監督を解任したバイエルン。新指揮官候補にはヴェンゲル氏の他にエリク・テン・ハーグ(アヤックス監督)、トーマス・トゥヘル(PSG監督)、マッシリミアーノ・アッレグリ氏やジョゼ・モウリーニョ氏など、そうそうたる名前が挙がっている。
しかし、コバチ監督解任以降で指揮を執るフリック暫定監督は、指揮を務めたチャンピオンズリーグ・オリンピアコス戦(2-0)、ブンデスリーガ第11節ドルトムント戦(4-0)で連勝を収め、さらに内容も飛躍的に向上するなど、素晴らしい手腕を発揮している。
これを受け、クラブは54歳ドイツ人指導者にしばらく指揮を託す方向で動いているようだ。本人は「私の仕事はここまで。これ以上のことは求められていない」と語ったものの、ルンメニゲCEOはドルトムント戦後、「我々は落ち着いて、負って連絡があるまで彼と続けていく」とコメント。インターナショナル・ウィーク明けの次節でも指揮を執る可能性について「それを期待できるだろう」とし、今後もフリック暫定監督がチームをけん引することを示唆している。
なおヴェンゲル氏は8日、『beIN Sports』に対して先日ルンメニゲCEOと電話で話したことを明かしつつ、「フリックに2試合託すと聞いた。新たなコーチを探しているから、彼は私に興味があるかと尋ねてきた。時間が必要だと返し、来週に交渉をすることで一致した」と、新指揮官就任の可能性を示唆していた。
これについてルンメニゲCEOは、「私はアーセンに敬意を持っている。彼を呼び、状況を整理する。彼と一緒でストレスを感じることはないよ」とし、70歳の知将とも会談することを認めている。