ファン・ハールが語るマンU時代に試みたバイエルン化 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2018/03/05
ファン・ハールが語るマンU時代に試みたバイエルン化

ファン・ハールがマンチェスター・ユナイテッド監督時に
シュバインシュタイガーを獲得
他にもミュラー、フンメルス(当時はドルトムント)を狙っていた
唯一獲得できたシュバインシュタイガーは厳しかったが
モウリーニョがやった仕打ちには怒っている
マンチェスター・ユナイテッドは何時の時代もバイエルンを欲しがる

ファン・ハールが明かすマンチェスター・Uがミュラー&フンメルスの獲得に至らなかった理由
(Goal)

ルイス・ファン・ハール氏は、やはりマンチェスター・ユナイテッド時代にドイツ代表MFトーマス・ミュラーやDFマッツ・フンメルスの獲得を考えていたようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』で当時の動向について語った。
アヤックスやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンやオランダ代表の指揮を執った経歴を持つファン・ハール氏は2014年夏から2年近くユナイテッドを率いた。当時、各国のメディアでユナイテッドがミュラーやフンメルスの獲得に動いたことが盛んに報じられたが、今回のインタビューでその真相を明かした。
ファン・ハール氏曰く、ミュラーに関しては獲得を試みたが、「何もできなかった」とオペレーションは失敗に終わったとコメント。「バイエルンに彼を絶対に手放さないと強く伝えられたのでね」とオファーは断られたと振り返っている。
一方、バイエルン時代にもボルシア・ドルトムントでプレーしていたフンメルスに興味を示したファン・ハール氏だが、その際はウリ・ヘーネス会長に反対され、バイエルン育ちのセンターバックの再獲得を断念したという。のちにユナイテッドに加えることも検討したが、「当時彼はあまり良くないシーズンを過ごしていたので、最終的には見送ることにした」とその決断を説明している。
ファン・ハール氏が率いるユナイテッドに加わったブンデスリーガからの選手は元ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガーだけとなった。ただ、バイエルン時代から知る愛弟子は「プレミアリーグで求められるフィジカルについていけなかった。バイエルンは我々に彼をフィットネスが万全の選手として売ったが、彼の身体はすでに限界に達していたんだ」と期待に応えられなかったことを認めている。
「それでも(ジョゼ・)モウリーニョから受けた扱いは相応しくなかったね」とファン・ハール氏。ユナイテッドで自身の後継者となったポルトガル人指揮官がシュバインシュタイガーをファーストチームの練習に参加させなかったことについて批判を口にした。

ファン・ハールがモウリーニョの“シュバイニー冷遇”を批判「あれは酷いね」
ゲキサカ[講談社]

マンチェスター・ユナイテッド前指揮官のルイス・ファン・ハール氏がジョゼ・モウリーニョ監督に対し、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの扱いが酷かったと批判している。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。
シュバインシュタイガーはファン・ハール氏がユナイテッドを指揮していた2015年夏、バイエルンから3年契約で完全移籍。初年度はプレミアリーグ18試合に出場し、1ゴール1アシストを記録した。
しかし、モウリーニョ体制となった翌シーズンはU-23チーム行きを命じられるなどの冷遇を受け、出場は公式戦4試合のみで、リーグ戦の出番はなし。2017年3月に出場機会を求め、アメリカMLSのシカゴ・ファイヤーへ移籍することになった。
ファン・ハール氏はシュバインシュタイガーについて「彼の肉体はプレミアリーグの高い基準についていけなかった。バイエルンは彼を絶好調の選手として私たちに売却してきたが、実際のところは肉体的に下り坂だった」と認めつつも、モウリーニョ監督の扱い方は間違っていたと指摘している。
「モウリーニョの彼に対する扱いは酷いね。シュバイニーはあんな扱われ方をする選手ではない。とはいえ、それが彼をとりまく状況を物語っているところもある」
「そうなってしまったのは残念だ。彼はルイス・エンリケやマルク・ファン・ボメル、フィリップ・ラームのような選手だからね。常にピッチ上に立つべき選手だ」
ファン・ハール氏は過去の偉大な選手たちの名を挙げ、シュバインシュタイガーの当時の境遇を嘆いた。

名将ファン・ハールがモウリーニョを批判 “元教え子冷遇”に持論「恥ずべきことだ」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

数々の栄冠を手にした名将ルイス・ファン・ハール氏が、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーに対する扱いが不当だったとして、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督を批判している。
ファン・ハール氏は2014年、監督生活最後のクラブになると明言した上でユナイテッドと3年契約を結んだ。そして指揮2年目となる2015年夏には、バイエルン・ミュンヘン一筋だった“元教え子”のシュバインシュタイガーをチームに加えた。
“シュバイニー”の愛称で知られるMFを、ファン・ハール氏は高く評価していた。しかし、同氏は15-16シーズン限りで解任。後任に就いたモウリーニョ監督はドイツ代表のベテランMFを戦力外と見なし、起用したのはわずか4試合だけに終わった。
シュバインシュタイガーは2017年3月にアメリカMLSのシカゴ・ファイアーに移籍。モウリーニョ監督は後に、シュバインシュタイガーへの冷遇を謝罪していた。
そして、ファン・ハール氏はドイツ誌「シュポルト・ビルト」の取材で、「シュバインシュタイガーは確かに歳をとっていたが、決してとりすぎていたわけではない。ただ、彼の体はプレミアリーグの高い要求に、遅れずについていくことはできなかった。バイエルンはフィットした選手として彼を売却したが、実際に彼の肉体は終わりへと近づいていた」とフィジカル的な衰えがあったことは認めている。しかし、その一方で「扱いは相応しいものではなかった」と、ポルトガル人指揮官への批判を展開している。
「私にとってモウリーニョの扱いは、シュバイニーに相応しいものではなかった。しかし、その扱いが、彼の立たされている状況を表していた。それは恥ずべきことだ。彼はルイス・エンリケやマルク・ファン・ボメル、フィリップ・ラームのような選手だ。彼らは(ベテランとなっても)常にピッチに立っていた」

マンU元監督ファンハール氏がモウリーニョ監督批判
(日刊スポーツ)

マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファンハール氏はバスティアン・シュバインシュタイガーへの扱いについてジョゼ・モウリーニョ監督を批判したと、1日に電子版スカイスポーツが報じた。
シュバインシュタイガーは15年7月に3年契約で当時ファンハール氏が監督を務めていたマンUに加入した。1年後にファンハール氏はクラブから解雇され、後任にモウリーニョ監督が就任すると、新監督とクラブから冷遇されて昨年3月に米MLSシカゴ・ファイアに移籍した。「シュバインシュタイガーは歳をとっていたが、とりすぎていたわけではなかった。要求が高いプレミアリーグで、コンディションをキープすることができなかった。Bミュンヘンは同選手をフィットした状態で売却してくれたが、フィジカル的な終わりにたどり着いた。モウリーニョ監督の扱いは、彼に値するものではなかった」と非難した。

名将ファン・ハールがマンチェスター・ユナイテッドに苦言呈する
(SPORT.es)

『Sport Bild』のインタビューで、ファン・ハールがバイエルンミュンヘン監督時代にゼネラルマネージャーのウリ・ヘーネスと不仲であったことを打ち明けた。
「ウリ・ヘーネスがクラブに在籍しているうちは戻らない。左サイドバックでプレーしていたラームを右にチェンジしたことで、ヘーネスと言い争った。彼はラームをもとのポジションに戻したかった。しかし、その後の展開から私に理がある事が証明された。ラームが右サイドでプレーしたことで欧州CLとワールドカップで優勝することができた。」
また最後にファン・ハールはマンチェスター・ユナイテッドにも苦言を呈した。「私が最後に率いたユナイテッドは商業的なクラブだ。バイエルンとは大きく異なる。ルンメニゲもヘーネスも元選手だったから、よく理解している。彼らにとって最も重要なのはサッカーで、ユナイテッドのように金ではない。だから私はバイエルンが好きなのだ。」

前任者ファン・ハール氏がモウリーニョ批判。「シュバイニーへの扱いは…」
フットボールチャンネル

マンチェスター・ユナイテッド前監督のルイス・ファン・ハール氏は、元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーに対するジョゼ・モウリーニョ監督の扱いは間違っていたとして批判を繰り出した。独紙『ビルト』に語っている。
シュバインシュタイガーは、ファン・ハール氏がユナイテッドを率いていた2015年にバイエルン・ミュンヘンから加入。だが翌シーズンにファン・ハール氏が解任されてモウリーニョ監督が就任すると、完全に構想外の状態に置かれた。
リザーブチームでの練習を強いられるなど冷遇された末、シーズン後半になってようやくトップチームに復帰を果たしたが、結局公式戦4試合に出場したのみ。昨年3月にはユナイテッドを離れ、MLS(メジャーリーグサッカー)のシカゴ・ファイアーへ移籍した。
ファン・ハール氏も、シュバインシュタイガーが全盛期の状態ではなかったことは認めている。「プレミアリーグの高い要求に応えられる体の状態ではなかった。バイエルンから加入した時にはコンディションが整っていたが、フィジカル的に彼は終わりを迎えていた」と同氏は語る。
だがそれでも、モウリーニョ監督による扱いは不当なものだったと主張。「私のあと、モウリーニョが彼を扱ったやり方は、シュバイニーにふさわしいものではなかった。彼はルイス・エンリケやマルク・ファン・ボメルやフィリップ・ラームのように常にピッチ上で存在感を見せられるタイプだったので、残念なことだ」とファン・ハール氏は話している。