ラーム引退 | 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2017/05/21
ラーム引退

キャプテンのラーム引退
日本にもやってきて一番いい動きをしていた
DFなのにレッドカードも無く
グアルディオラも褒めまくったラーム
おつかれさま

現役最後の試合を終えたラーム「ピッチに立っていることこそが僕の人生だった」
(Goal)

今シーズン限りでの引退を表明していたバイエルン・ミュンヘンのDFフィリップ・ラームは、最後の試合直後に「色々なものが入り混じった感情」を抱いていると語った。
バイエルンの生え抜き選手であるラームは、第一線に立ち続けたままスパイクを脱ぐ。現役最後の試合となったブンデスリーガ第34節のフライブルク戦では先発出場し、87分までプレー。4-1の勝利に貢献した。
試合後にはともに今季で現役を退くシャビ・アロンソとともにマイスターシャーレを掲げ、喜びを分かち合った。11歳から在籍し、通算517試合に出場したレジェンドは、引退について「感情が入り混じっている」と話して、以下のように続けた。
「エモーショナルな気持ちだよ。ファンやチーム、友達とここで過ごすことも最後だと思うとね。チームやコーチたちとピッチに立っていることこそが僕の人生だった。クラブは一つのコミュニティのようなもので、きっと恋しくなるだろう。ここにいる全員と、多くの素晴らしい時間を過ごしてきた」

歓喜と惜別のビールかけ、引退のラーム「バイエルンは僕の人生だった」
(AFP=時事)

主将としてドイツ代表をW杯ブラジル大会(2014 World Cup)制覇に導いた33歳のラームは、11歳から過ごしてきたバイエルンでトップチームの公式戦517試合に出場し、クラブ最多タイとなる8回のリーグ優勝を経験した。
スペイン代表として2010年にW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)を制し、2008年と2012年に欧州選手権(UEFA Euro)連覇を達成したアロンソは、代名詞の一つである絶妙な対角線のロングパスでアリエン・ロッベン(Arjen Robben)の先制点を演出し、一流の実力を残したまま現役を退くことを証明した。
試合後に自身初のビールかけを味わったカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「アロンソとラームにとっては感傷的な日になった。素晴らしいシーズンと素晴らしいキャリアを過ごした二人に感謝したい。しかし、われわれは新戦力の台頭に期待し、優れた代役を見つけなくてはならない」とコメントした。
試合終了後の伝統の「ビーアドゥーシェ(ビールかけ)」では、アンチェロッティ監督が一番の標的となり、3リットル入りのジョッキを抱えた選手たちに追い回された。一番乗りを果たしたロッベンは両手を突き上げて喜んだが、アンチェロッティ監督も心得たもので、ジャージー姿でこのときに備えていた。
ずぶぬれの姿でアンチェロッティ監督は「まだ生きているよ。楽しいものだ。少し冷たいけどね」とおどけた。
ビールを大量にかぶったのは指揮官だけではなく、ヘルマン・ゲアラント(Hermann Gerland)助監督は、テレビのインタビューを受けている最中のラームになんと3リットルのビールをすべて浴びせた。
ラームは「正直に言うと複雑な気持ちで、とても感傷的になった。ここでは本当にたくさんのことを経験してきた」と語った。
「友達も家族もここにいて、そしてこれが最後だった。このピッチに立つことは僕の人生そのもので、でもこのコミュニティーで過ごすのはこれが最後だ。僕はいつも、サッカーは一つの大きなコミュニティーだと思ってきた。選手はファンやチームメートのみんなのためにゴールを目指す。きっとさみしくなるだろうね」

バイエルンの偉大な主将ラーム、「退場ゼロ」でキャリアを終える。リーグ戦出場停止もゼロ
フットボールチャンネル

バイエルン・ミュンヘンのキャプテンを務めていた元ドイツ代表DFフィリップ・ラームは、現地時間20日に行われたブンデスリーガ最終節のフライブルク戦を最後に現役を引退した。キャリアを通して一度も退場処分を受けることはなかった。
フライブルク戦も含めて、ラームはバイエルンで公式戦通算517試合に出場。キャリア初期にはシュトゥットガルトに2年間レンタルされて71試合に出場し、ドイツ代表としても113試合を戦った。
そのキャリアを通して、ラームがレッドカードを提示されたことは一度もなかった。クラブや欧州サッカー連盟(UEFA)などが紹介しているデータによれば、ブンデスリーガでは年間で最高でも3枚のイエローカードしか受けておらず、累積警告による出場停止処分を受けたこともない。ただし、チャンピオンズリーグでは今季のベスト16のアーセナルとの2ndレグを累積警告で欠場していた。
過去の名選手ではほかに、ラウール・ゴンサレスやゲーリー・リネカー、ミシェル・プラティニなどが一度も退場処分を受けずに長いキャリアを終えているが、いずれも攻撃的な選手たち。サイドバックや守備的MFとしてプレーしてきたラームのポジションを考えれば、より一層の敬意に値する記録だ。

栄光のキャリアに幕を下ろしたラーム 「プレーこそが僕の人生だった」
(SOCCER DIGEST Web)

2002-03シーズンから続いた栄光のキャリア。育成年代では将来を嘱望され、自国開催の2006年ワールドカップでは未来のスターと呼ばれたラームは、人々の期待を裏切ることなく、歴史に残る偉大な選手として最後の時を迎えた。
ブンデスリーガ最終節でフライブルクを4-1で下したバイエルン。すでにリーグ5連覇を決めている彼らは、試合後にホームスタジアム、アリアンツ・アレーナの観客とともに喜びを分かち合った。
試合後には優勝セレモニーが行なわれたが、同時にこの試合で栄光に満ちた長いキャリアに幕を閉じるフィリップ・ラームが愛するファンへ別れの挨拶を述べた。

ついにキャリアの終焉の時を迎えた33歳の偉大なキャプテンは、試合後、その万感の思いを語った。(『Sky Deutschland』より)
今、若い仲間たちと最後の時を祝いながら、僕の心のなかでは様々な感情が渦巻いている。とてもエモーショナルな1日だ。色々な思いにかられたよ。
僕はこれまで、素敵なファンやチームメイトとともに多くのことを経験してきた。そして最後の試合である今日は、僕の友人や家族もここに来てくれた。
ピッチの上でプレーすることこそが僕の人生であり、チームメイトやスタッフとともにいられる時間は、僕にとって本当に特別なものだった。
今日を楽しみにしていたけど、とても寂しい気分であることは言うまでもない。もうファンやスタッフのためにプレーできなくなるのが、おそらく今後、一番寂しいと思うことだろうね。
この数日、リラックスして練習に取り組んできたけど、今日はとてもエモーショナルな気分だ。チームメイトたちが僕に感謝の言葉をかけてくれた時には、思わずぐっときたよ。
チームメイトだけでなく、多くのファンやスタッフから祝福してもらえるなんて、僕は本当にラッキーな人間だよ。信じられない気分だ。

レジェンドからレジェンドへ…引退のラームへブッフォンが惜別のメッセージ
(Goal)

ブッフォンはバイエルンの公式ツイッターを通じて、以下のようなコメントをラームに捧げた。
「親愛なるフィリップへ、君はキャリアを通じてあらゆるタイトルを獲得してきた。そして今、引退を決断したと聞いている。僕が君に伝えたいのは、君と対戦できたことを誇りに思っているということ。君はいつでも勝利を目指し、それでいてとてもフェアな選手だった。サッカー界であれ、そうでなくても、君の将来の幸運を祈っているよ」

伊代表キャプテン、引退の独代表キャプテンに惜別の言葉 「対戦はいつも誇りに思えるものだった」
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

バイエルンの公式ツイッターに登場したのは、ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンだった。ビデオメッセージとして、ラームに対する温かい言葉を送っている。
「親愛なるフィリップ、数々のタイトルを獲得してきたあなたが、キャリアを終える決断を下したと聞きました。私が言いたいのは、あなたとの対戦はいつも誇りに思えるものだったということです。あなたは対戦する時、常に強い決意に溢れ、それだけでなくフェアなプレーヤーでした。あなたの将来に幸運を祈っています。それがサッカーの世界であっても、そうでなくてもです。チャオ、ジジより」
2人はともにドイツ代表とイタリア代表という世界の強豪国でキャプテンを務め、ワールドカップも勝ち取っている。2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)、EURO2012ではいずれもブッフォンに軍配が上がった。代表レベルでは、不思議とイタリアはドイツに好相性だった。
一方で、バイエルンとユベントスという国内を代表する強豪クラブのバンディエラとして、2013年や昨季UEFAチャンピオンズリーグで対戦してきたが、ここではラームに勝利の女神がほほ笑んだ。ともに守備的なポジションでありながらも、世界最高峰の舞台でしのぎを削ってきたライバル同士だった。
ブッフォンは少なくとも2018年ロシアW杯までの現役続行を表明している。33歳の若さで引退を決意したラームに対しての惜別の思いを、温かいメッセージに込めていた。