CL:得意のアーセナル戦、やっぱり得意 - 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2017/02/16
CL:得意のアーセナル戦、やっぱり得意

得意のアーセナル戦
しかし得意とは言ってもここまで大得意とは
5-1!
見出しも凄い
大一番で表した本性。バイエルンがアーセナルを一蹴
バイエルン、アーセナルに大勝。後半、アンチェロッティが魔法をかける
ヴェンゲルも完敗を認め「最後の25分間は悪夢のようだった」
大敗のベンゲル監督「心が折れてしまった」、解任論の高まりは必至か

対戦相手 2.16:バイエルン vs バルセロナ(チャンピオンズ・リーグ:H)5-1○
得点 11:ロッベン、53:レヴァンドフスキ、56:チアゴ、63:チアゴ、88:ミュラー
GK ノイアー
DF ラーム、マルティネス、フンメルス、アラバ
MF アロンソ、ビダル、ロッベン、チアゴ、コスタ
FW レヴァンドフスキ
交代 84:コスタ >>> キミッヒ、86:レヴァンドフスキ >>> ミュラー、87:ロッベン >>> ラフィーニャ
ベンチ ウルライヒ、ベルナト、コマン、サンチェス

バイエルンが圧巻5発!! エース・レワンドフスキやチアゴらの活躍で先勝…アーセナルは7季ぶり8強遠のく
ゲキサカ[講談社]

試合は立ち上がりから、欧州CLのホームゲームで大会記録の15連勝中のバイエルンが攻め込む。前半8分のMFアルトゥーロ・ビダルの左足シュートはGKオスピナにキャッチされたが、直後に先制のゴールネットを揺らした。同11分、右サイドでD・コスタのパスを受けたロッベンが中央にカットインし、左足一閃。得意な形から放たれたシュートがクロスバーの下をかすめて、ゴール左隅に突き刺さり、バイエルンが早々にスコアを動かした。
1点ビハインドのアーセナルは守備時に相手への寄せが甘く、前線から連動したプレッシャーをかけたいFWアレクシス・サンチェスが孤立する場面が目立つ。それでも前半29分、サンチェスの右CKからDFローラン・コシールニーがFWロベルト・レワンドフスキのファウルを受け、PKを獲得。キッカーはサンチェス。右足で蹴り込んだシュートはコースが甘く、GKマヌエル・ノイアーに止められてしまうが、セカンドボールを右足で流し込み、早い時間帯に同点に追いついた。
前半35分、バイエルンは左右に揺さぶり、PA左からDFダビド・アラバが中央に折り返したボールがDFエクトル・ベジェリンの腕に当たったかに見えたが、笛は鳴らず。アーセナルは同40分、カウンターからMFアレックス・オクスレード・チェンバレンがマイナスに折り返したボールをジャカが左足ボレーを放つも、GKノイアーの正面に飛んでしまい、前半のうちに逆転とはならなかった。
互いに前半のメンバーから変更はなく、後半を迎えたが、同4分にアーセナルにアクシデント発生。左足の腿裏あたりを気にしていたコシールニーがDFガブリエル・パウリスタとの交代を余儀なくされた。
後半の立ち上がりはアーセナルの前からの守備に苦しんだバイエルンだったが、エースの一撃で息を吹き返す。同8分、右サイドでロッベンを追い越してボールを受けたDFフィリップ・ラームがクロスを供給。レワンドフスキの打点の高いヘディングシュートがゴール右に吸い込まれ、勝ち越しに成功する。さらに同11分、MFシャビ・アロンソのくさびのパスをレワンドフスキがヒールで中央に流すと、フリーでボールを受けたMFチアゴ・アルカンタラが冷静に右足でゴール左隅に流し込み、3-1とした。
勢いが止まらないバイエルンは後半18分、左CKの流れからPA手前でセカンドボールを受けたチアゴが右足を振り抜く。相手DFに当たってコースが変わり、GKオスピナも足に当てたが、弾き出すには至らず、ボールはゴールに吸い込まれ、4-1と一気にリードを広げた。
まさかの後半3失点を喫したアーセナルは後半21分にFWアレックス・イウォビを下げてFWセオ・ウォルコットを投入。同32分には、MFフランシス・コクランに代えてFWオリビエ・ジルを入れ、攻撃の枚数を増やした。しかし、活躍するのは皮肉にも守護神のオスピナ。再三の好セーブをみせていたが、同43分に途中出場のFWトーマス・ミュラーにとどめの一発を決められ、1-5で試合終了。アーセナルの8強入りは厳しい状況となった。

バイエルン、ホームでアーセナルに牙をむく…チアゴ2発などで5得点快勝/CL決勝トーナメント1回戦
(Goal)

試合はホーム15連勝中のバイエルンがボールを支配。失っても、速く厳しいプレッシャーで、アーセナルに息つく間を与えない。すると11分、ロッベンが得意の角度から、バーに当てながらねじ込み、スーパーゴールで早々とバイエルンが先制する。
しかし、簡単に敗れるわけにはいかないアーセナルは徐々にカウンターなどで、防戦一方の状況から回復。30分にはローラン・コシールニーがレヴァンドフスキに蹴り飛ばされ、PKを獲得する。このチャンスにキッカーはサンチェス。一度はマヌエル・ノイアーにストップされるも、こぼれ球をボレーで押し込み、アーセナルが貴重なアウェーゴールを奪取した。
このPKで流れは変わり、アーセナルも有効なカウンターでチャンスを得始める。バイエルンもボールを支配しながら、ゴールに迫るも、圧倒的なプレーぶりは影をひそめる。結局前半はこのまま1-1で終了。
後半に入ると、バイエルンが再び試合を完全に掌握するべく、ボールを回し始める。再びアーセナルからボールを取り上げ、試合のイニシアチブがどちらにあるのか示す。すると53分、ロッベンが右サイドでボールを持つと、上がってきたフィリップ・ラームへパス。今シーズン限りでの引退を表明しているラームが素晴らしいクロスを上げると、レヴァンドフスキが滞空時間の長いヘディングでネットを揺らした。レヴァンドフスキはここホーム13試合で15ゴール目、エースが再びミュンヘンで牙をむく。
56分にはアロンソが狭いところを縦パスで通すと、レヴァンドフスキがヒールでフリック。抜け出したチアゴが落ち着いてキーパーとの一対一を制し、追加点。さらに63分、コーナーキックのこぼれ球をチアゴが相手に当てながら、ミドルシュートを決め、ドッペルパック(2得点)。ホームで驚異的な強さを見せるバイエルンがアーセナルを相手に力の差を見せつけ始める。
その後も押し気味に試合を進め、アーセナルにカウンターすら許さないバイエルン。レヴァンドフスキ、ロッベン、ドグラス・コスタなどが5点目を狙いに行くが、GKダビド・オスピナのセーブで何とか試合への興味をつなぎとめる。
それでも終了間際にバイエルンが高い位置でボールを奪うと、途中出場のミュラーが5点目をマーク。後半は終始圧倒したバイエルンが、アーセナルを相手に5-1で勝利している。

アーセナル、7年ぶりのCLベスト8が遠のく完敗…バイエルンに圧巻5ゴール許す
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

試合は開始11分に動いた。右サイドでボールを持ったロッベンが、中央に切り込んで左足シュートを沈め、得意の形でゴールを獲得。立ち上がりから主導権を握ったバイエルンが先制に成功した。
しかしアーセナルも30分に試合を降り出しに戻す。ローラン・コシェルニーが敵陣エリア内でレヴァンドフスキに蹴られてPKを獲得。キッカーを務めたサンチェスがゴール左へ蹴り込むと、一度はGKマヌエル・ノイアーにセーブされるが、自らこぼれ球を押し込んで同点ゴールを奪った。前半は1-1で折り返す。
後半開始直後の49分、アーセナルにアクシデント発生。コシェルニーが負傷交代を強いられ、代わりにガブリエウがピッチに送り出された。一方、立ち上がりから攻勢に出たバイエルンは53分、右サイドのラームからのクロスを、レヴァンドフスキが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、勝ち越しに成功した。
これで勢いに乗ったバイエルンは56分、レヴァンドフスキのヒールパスでエリア内に抜け出したチアゴが、右足で落ち着いてゴール左隅に流し込む。さらに63分には、再びチアゴがエリア手前で右足シュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わってゴールに吸い込まれた。
3点リードを許したアーセナルは、66分にアレックス・イウォビに代えてセオ・ウォルコットを、77分にフランシス・コクランに代えてオリヴィエ・ジルーを投入。だが、試合の流れを変えることはできず、88分には2分前に途中出場したばかりのミュラーにダメ押しゴールを許す。試合はこのまま終了し、アーセナルはバイエルンの勢いを止められず、1-5で完敗。7シーズンぶりのベスト8進出が難しくなった。

バイエルン、アーセナルに5発大勝 ヴェンゲル監督「悪夢のようだ」/CL
(ISM)

本拠地での初戦に臨んだバイエルンは11分、ロッベンが右サイドから得意のカットインを見せ、左足を一閃。豪快なミドルシュートを叩き込んで先制する。対するアーセナルは30分、コシールニーがレヴァンドフスキからファウルを受けてPKを獲得。サンチェスのキックはGKノイアーに阻まれるも、自ら押し込んで試合を振り出しに戻す。
アーセナルはその後逆転に迫ったが、49分にコシールニーを負傷で失うと、あとは一方的なバイエルンペースに。ドイツ王者は53分にラームのクロスからレヴァンドフスキが頭で勝ち越し点を奪うと、56分、63分とチアゴ・アルカンタラが立て続けにゴール。最後は88分、敵陣でのボール奪取からミュラーがとどめの一撃を決めた。
5得点で大勝し、ベスト8進出を決定的なものとしたバイエルン。それでもアンチェロッティ監督は、「単なる1試合に過ぎない」と冷静にコメント。「これは決勝ではないからね、残念ながら」と述べている。

【欧州CL】バイエルン王座奪回へ5発圧勝

【ドイツ・ミュンヘン発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、1次リーグD組をまさかの2位通過となったバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームでアーセナル(イングランド)に5―1で大勝。王座奪回に向け、復活のノロシを上げた。
試合開始からボールを支配したバイエルンは前半11分にFWアリエン・ロッベン(33)が得意の右45度から左足を振り抜いて先制。同30分にPKで追い付かれたが、後半8分にFWロベルト・レバンドフスキ(28)のヘディング弾で突き放した。その後はMFティアゴ(25)の2得点、MFトーマス・ミュラー(27)の終了間際のゴールでバイエルンのゴールショーは幕を閉じた。

アンチェロッティ監督「ひょっとしたらベスト試合」
(日刊スポーツ)

Bミュンヘンのアンチェロッティ監督の一問一答は次の通り。
-試合を振り返って
「いい試合だった。うまく試合に入れたと思う。前半少し問題もあったが、後半に素晴らしいメンタリティを示し、高いインテンシティ(切り替えの速さ、激しさ)でプレーができた」
-ティアゴのプレーについて
「ゴールだけではなく、いるべきポジションにとどまり、相手の守備ラインの間でボールを受けた。素晴らしかった」
-Bミュンヘンに来てベストの試合?
「ひょっとしたらベストかもしれないが。これはまだ決勝ではない。セカンドレグ(第2戦)もある。残念だけどね(笑)」
-第2戦に向けて
「ミスをしてはならない。この得点差を守るためにもいい準備をして、あと一試合、今日のようなインテンシティ、メンタリティ、集中力で戦いたい」
-5-1の結果には驚き?
「前半は互角の展開だった。アーセナルは危険なチーム。特にカウンターは。我々も問題はあった。だがフィジカル的にインテンシティの中で後半プレーできた。試合のコントロールができた」
-今日の結果はライバルクラブへの何らかの影響を与えることができる?
「自分たちにとっては大事。自分たちにとってはだ。結果は自信をもたらす。勝ち進んでいきたい。相手にどうこうというのではないだろうね」

5発先勝のバイエルン、アンチェロッティ「ふさわしい勝利」
ゲキサカ[講談社]

試合後、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は「ふさわしい勝利だった。バランスがとれていたし、コンパクトでテンポも早かった。その上相手にはわずかなチャンスしか許さず、スペースを上手く使って、攻撃では我々のクオリティーを示した」と振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
ホームでの5発完勝。8強入りへ一気に近づいたが指揮官は「全体的にとても満足している。だがこれは第一部で、ロンドンで行われる第二部が我々を待っている。まだ終わってはいない。もう一度、今日のようなプレーをしなければならない」と勝って兜の緒を締めた。

“UCLマスター”アンチェロッティがつけ込んだアーセナルの隙とは?「我々はバランスがとれていた」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

カルロ・アンチェロッティ監督はクラブ公式ホームページのコメントで、攻守両面において安定したパフォーマンスを披露した自軍の選手たちを称えている。
「勝利に相応しい内容だったね。コンパクトな布陣を維持できたし、攻撃のテンポも速かった。アーセナルにほとんど決定機を与えず、スペースをうまく使って攻撃を展開することができたよ。ただ、まだファーストレグが終わっただけだ。セカンドレグでも今日と同じようなプレイをしないといけない」
チームの完成度の違いを見せつけたアンチェロッティ監督。アーセナルは相手の最終ラインにプレッシャーをかけたがる選手と、自陣で守備ブロックを敷きたがる選手とで意思疎通を図れず。結果として前線と最終ラインが間延びし、バイエルンの選手たちに広大なスペースを提供してしまった。アーセナルの付け焼き刃の守備によって生まれたスペースを突いた同監督の狡猾さが光ったと言えるだろう。同大会優勝歴3回を誇る“UCLマスター”が、今後もバイエルンを高みへと導くのだろうか。

アンチェロッティ「準々決勝へ進む資格を手にしたと思っていない」…大勝も手負いのアーセナルを警戒
(Goal)

15日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の試合で、バイエルンがアーセナルを5-1で撃破した。この試合終了後、カルロ・アンチェロッティ監督はバイエルンの試合を次のように振り返っている。
「今夜は素晴らしいサッカーだったし、勝利に値するものだったと思う。陣形をコンパクトに保ちながら、しっかり速攻は狙えたし、バランスも良かった。これはとても重要な結果だね。この結果は驚きの内容だったが、これはバイエルンの勝利の精神とも言うべき結果だ」
ホームで大勝を飾り、「この結果にはなったが、我々はロンドンでも同様にクオリティを維持しなければならない。次は0-4で敗れることも可能性はゼロではないし、まだ準々決勝へ進む資格は手にしたと思っていない」と続け、早くも第2戦への気概を示している。
第2戦は3月7日にアーセナルホームで行われる。アーセナルが勝ち上がりを決めるには、ホームで4-0での勝利、もしくは5点差以上での勝利が必要となるが、不調のアーセナルが果たして半月ほどでどうチームを立て直すのか、指揮官アーセン・ヴェンゲルにとっての正念場となりそうだ。

ラーム、アーセナル戦の快勝に喜び「後半の僕らはセンセーショナルだった」
(Goal)
バイエルン・ミュンヘンのDFフィリップ・ラームが、アーセナル戦の快勝に喜びを見せた。

試合後、ラームはドイツ『ZDF』でセカンドレグに向けて、良い結果を得られたと語っている。
「(前半にアーセナルへ与えられた)PKまでは良いプレーをできたが、その後はハーフタイムまでイマイチだった。ただ、後半の僕らはセンセーショナルだった。ポゼッションの質も素晴らしく、正しい時にゴールを奪えた。5-1というのはセカンドレグに向けて、満足すべき結果だと思う」

“有終の美”にむけて前進したバイエルン主将「今日の出来は良い基盤になる」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

フィリップ・ラームはクラブ公式ホームページのコメントで、同試合を振り返っている。
「相手にPKを与えるまでの僕らの動きは良かったね。同点に追いつかれてから前半を終えるまでの動きは良くなかったけれど、後半はセンセーショナルな出来だったよ。質の高い動きでボールをキープできたし、良い時間に得点を奪うこともできた。5-1というスコアはセカンドレグにむけて、とても良い基盤になるよ」
ボールホルダーへの寄せが甘いアーセナルを相手に、圧倒的にボールを支配したバイエルン・ミュンヘン。同試合中に[4-3-2-1]に布陣を変更して自軍の攻撃を活性化させるなど、順調に強化を進めている。同試合の大勝はセカンドレグにむけてだけでなく、国内タイトルの総なめやチャンピオンズリーグ制覇にむけての基盤になるかもしれない。同クラブの今後の躍進もさることながら、同選手の現役ラストシーズンがどのような結末を迎えるかに注目だ。

ロッベン、大勝に驚きすら見せる…2戦目に向けて油断はなし「彼らがうなだれるのを見たけど…」
(Goal)

バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベンがアーセナル戦で見せたチームの会心のパフォーマンスに驚きつつ、満足している様子だ。
バイエルンは15日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグでアーセナルと対戦し、5-1と大勝した。ホームとはいえ、思わぬ大差のついた試合にロッベンは「こんなに良いプレーができるなんて驚きだね。一方でチームが素晴らしいクオリティを持っていたことはわかっていた」と試合後に語っている。
また、得意の角度から決めてみせた自身の先制点については「悪いゴールじゃなかったね。動ける間は、続けていきたい。僕はまだ33歳になったばかりだからね」と振り返った。
一方で「まだ90分間ある。アーセナルの選手たちがうなだれているのを見たけど、戦いは終わっていないんだ」とセカンドレグに向けて、気を引き締めている。

先制弾のバイエルンMFロッベン「これほど上手くいって少しびっくり」
ゲキサカ[講談社]

5発快勝はMFアリエン・ロッベンのゴールから始まった。前半11分、右サイドでD・コスタのパスを受けたロッベンは中央にカットインし、左足一閃。クロスバーの下をかすめたボールはゴール左隅に突き刺さった。
試合後、バイエルンのMFアリエン・ロッベンは「今日がこれほど上手くいって、少しびっくりしているよ。でも一方では驚いていない。重要な試合で僕たちは力を証明できる。僕たちのチームには、素晴らしい選手がそろっている」と胸を張った。
それでも33歳のMFは気を緩めることはなく、「でも同点は許してはならなかった」と反省も忘れず。「全体的に僕たちが試合を支配し、コントロールしていた。後半には見事なゴールも決まったね」と振り返った。

“5-1″の圧勝劇を振り返るロッベン「プレイが凄すぎて少しビックリしたくらいだ」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

ゴールを決めた人間のコメントはノリに乗っている。バイエルン・ミュンヘンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンが、16日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、アーセナル戦を振り返った。
やはりアリアンツ・アレーナにおける彼らのクオリティーは段違いだったようだ。“お得意先”となっているアーセナルを本拠地に迎えた彼らは、11分のロッベンによる素晴らしい先制弾を皮切りに、ロベルト・レヴァンドフスキやチアゴ・アルカンタラらがゴールを奪取。終始ゲームをコントロールし、5-1と圧勝してみせた。試合後、この日のファーストゴールを挙げたオランダ人アタッカーは次のように言及している。独『Kicker』が伝えた。
「この試合はチームの皆が素晴らしいパフォーマンスを見せることができたね。こんなに凄いプレイができるなんてちょっとビックリしたくらいさ。でもこれだけの素晴らしいレベルを披露できるほど、チームは最高の選手を揃えているんだ」
ゴールラッシュにより、ベスト8への進出も濃厚となったが、ロッベンに油断は見られない。
「もちろん今日僕らが見せたようなサッカーを第2戦でもきっちり繰り返さないといけない。それが最も重要なことさ」

圧勝のバイエルン、先制弾のロッベン「重要な試合で力を証明できる」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

11分に先制ゴールを挙げたバイエルンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンが、試合後に勝利の喜びを語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
ロッベンは開始11分、右サイドからドリブルでカットインし、左足シュートで先制ゴールを決めた。前半は1-1で終了したが、バイエルンは後半に4ゴールを挙げて圧勝。ロッベンは試合後、「これほどうまくいって、少しびっくりしているよ。でも一方では、驚いていないんだ。自分たちは重要な試合で力を証明できるからね。このチームには、素晴らしい選手が揃っている」と話し、以下のように続けた。
「ただ、同点ゴールは許してはいけなかった。全体的に自分たちが試合を支配していたと思う。後半には見事なゴールも決まったね」

これぞロッベン! 得意のカットインから弾丸ミドルを英紙が絶賛「DFは見届けるしかできない」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、バイエルン戦では堅固な守備を維持することが重要だとわかっていたが、最も危険な男ロッベンを止めることができなかった。右サイドでボールを受けたロッベンは、ドリブルで中央へ切り込み、一瞬でDFフランシス・コクランを抜き去って、得意の弧を描くシュートを蹴り込み先取点をあげた。
英『METRO』(電子版)は、ロッベンのスーパーゴールを動画で紹介し、「フランシス・コクランはロッベンが左足から放ったシュートを見届けるしかできない」と絶賛。「25ヤードからの美しいカーブシュート、わずか10分でアーセナルは1-0に。元チェルシーのウインガーは世界最高の選手の一人。何人ものDFでも手に負えない。コクランにとってオランダ人を止めるのは簡単ではない」と説明を加えた。

2ゴールを挙げたチアゴ、アーセナルから5得点の完勝劇に「予想していなかった」
(Goal)

バイエルン・ミュンヘンのMFチアゴ・アルカンタラはアーセナル戦で2ゴールを挙げ、予想していた以上の素晴らしい試合になったとドイツ『スカイ』で話している。
バイエルンは15日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグでアーセナルと対戦し、5-1と大勝した。ホームとはいえ、思わぬ大差のついた試合にチアゴは「予想していなかった」と話しつつ、試合について以下のように振り返った。
「アーセナルはビックチームだと分かっていたけど、前半はタフだった。最初の20分間はゲームを支配できたが、1-1と追いつかれてしまったからね。結果が必要だったけど、後半にはそれがついてきた」
「ホームでの試合だったから、とにかくゴールが欲しかったんだ。そういった姿勢で後半に入ったら、立て続けにゴールが決まり、最後には5点目も奪えた。これほどのスコアになるとは予想していなかったよ。でも僕たちは非常に良いプレーを見せたし、本当に素晴らしかったと思う」

パス&ゴーはお手の物 バイエルンが誇るチャンスメイカーがアーセナルを粉砕「多くの点を取れると分かっていた」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

チアゴ・アルカンタラがクラブ公式ホームページのコメントで、大勝を収めたことについて満足感を示している。
「アーセナルは全く油断できない相手だったけれど、彼らを素晴らしい形で打ち負かすことができたよ。前半のうちに同点に追いつかれてしまったから、後半により多くのゴールを奪う必要があった。そうするつもりだったし、僕らの力をもってすれば、それは可能だと分かっていたよ」
時間の経過とともに中盤のスペースを埋めきれなくなったアーセナルの隙を突き、2得点を奪ってみせたチアゴ・アルカンタラ。3点目のシーンでは持ち前のスペースを嗅ぎ分ける力とフリーランニングを活かし、ゴールを陥れた。今季はトップ下のポジションの人選に苦慮していたカルロ・アンチェロッティ監督だが、敵陣に風穴を開けるパスを供給でき、且つドリブルでチャンスメイクも可能な同選手の起用が功を奏したと言えるだろう。

2G1Aの活躍! バイエルンMFチアゴ「後半に多くのゴールを決める必要があった」
ゲキサカ[講談社]

2得点の活躍をみせたのはバイエルンMFチアゴ・アルカンタラだった。2-1の後半11分、くさびを受けたFWロベルト・レワンドフスキがヒールで中央へ流し、フリーのチアゴが右足で冷静に流し込んだ。また同18分にはダメ押しの4点目。左CKの流れから、PA手前で拾ったチアゴが右足で蹴り込んだボールは、相手DFやGKに当たりながらもゴールネットを揺らした。その後、FWトーマス・ミュラーの得点をアシストし、5-1の勝利に貢献した。
殊勲のMFは「アーセナルは全く油断できない相手だが、僕たちは彼らを素晴らしい形で負かすことができた」と胸を張る。クラブ公式サイトがコメントを伝えた。
「前半に同点に追いつかれてしまったから、後半には多くのゴールを決める必要があった。そうするつもりだったし、僕たちにはそれが可能だとわかっていたんだ」
また英『フォー・フォー・トゥー』によると、カルロ・アンチェロッテイ監督は「彼のパフォーマンスは本当に良かったし、2点も決めた」とチアゴを賞賛。「まさに完璧なパフォーマンスだったよ」と労った。

[UCL]ベスト16敗退のジンクス再び!? アーセナル、悪夢の約10分間で3失点 バイエルンがホームで圧倒
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

試合は、アーセナルは積極的に前線からプレッシャーをかけるが、巧みにパスを回すバイエルンからなかなかボールを奪うことができない。すると分、右サイドで受けたアリエン・ロッベンがカットイン。得意の斜め45度の角度から左足を振り抜き、ゴール左上へシュートを突き刺した。ホームのバイエルンが先制に成功している。
その後も試合を支配し、アーセナル陣内でボールを回すバイエルン。しかし、アーセナルもときおりカウンターなどから攻撃を仕掛ける。すると30分、ゴール前の競り合いからアーセナルがPKを得る。キッカーを務めたアレクシス・サンチェスは一度マヌエル・ノイアーにセーブされるも、自らこぼれ球に拾い、エースが意地でゴールを挙げた。
後半開始直後、アーセナルに悲劇が襲う。守備の要ローラン・コシェルニーが太ももの裏を気にする仕草を見せ、ガブリエル・パウリスタ交代を強いられる。
53分、スコアが動く。仕掛けるロッベンをオーバーラップし、右サイド深くまで侵入したフィリップ・ラームがクロスを上げると、ロベルト・レヴァンドフスキが打点の高いヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らす。さらに3分後の56分、シャビ・アロンソの鋭い縦パスをレヴァンドフスキがヒールで流し、裏へ抜け出したチアゴ。落ち着いてゴールに流し込み、あっという間にバイエルンがリードを2点に広げた。
その後は完全にバイエルンペース。63分にCKのこぼれ球からチアゴがこの日2点目を、88分に途中出場のトーマス・ミュラーがダメ押しゴールを決め、試合終了。約10分間で3ゴールを奪い、後半も主導権を握ったバイエルンが5-1でアーセナルを撃破している。

アーセナル、GL1位突破で5失点大敗の屈辱…試合もバイエルンが圧倒的支配
フットボールチャンネル

欧州サッカー連盟(UEFA)がこの試合のデータを公開した。それによると、バイエルンの枠内シュートが11本、枠外シュートが6本、ブロックされたシュートが7本だった。それに対してアーセナルの枠内シュートが5本、枠外シュートが1本、ブロックされたシュートが1本となっている。
また、アーセナルのボール保持率は31%と低く、パスの本数も266本となっており、767本を記録したバイエルンと大きく差が開いていた。
昨年もバイエルン相手にCLで1-5の大敗を喫しており、アーセナルにとってバイエルンは大の苦手とする相手のようだ。グループリーグで1位突破したものの、その恩恵は何もない状況となっている。

Bミュンヘン、5発でアーセナル粉砕 8強へ前進
(日刊スポーツ)

Bミュンヘンは前半11分、FWロッベンが右サイドから中央へドリブルで切れ込み、鮮やかな左足ミドルシュートをゴール左へ突き刺して先制。同30分にFWレバンドフスキのファウルでPKを献上し、FWアレクシスのキックをGKノイアーが一度は止めたが、こぼれ球をアレクシスに押し込まれて同点に追いつかれた。しかし、後半8分、DFラームの右サイドからのクロスをレバンドフスキが頭でたたき込んで再び勝ち越した。さらに同11分、縦パスをレバンドフスキがヒールで流したボールをMFティアゴが右足で決めて3点目を奪い、同18分にもティアゴが左CKからのこぼれ球を拾って右足で流し込んでリードを広げ、同43分には相手ミスからボールを奪い、最後は交代出場のFWミュラーが左足で流し込んでトドメを刺した。第2戦は3月7日にロンドンで行われる。

アーセナルがCL16強第1戦で6季連続黒星! 大量5失点で天敵・バイエルンに3度目の敗戦
SoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

アーセナルはバイエルンFWロッベンにエリア外からのゴラッソを決められて前半11分に失点。同30分にPKで同点とするが、後半開始10分で3失点を奪われるなど守備が崩壊。終了間際にFWミュラーにトドメの一撃を決められた。アーセナルが5失点したのは15年11月のCLグループリーグ以来。この時の対戦相手もバイエルンだった。
2011年から昨季まで6年連続ベスト16で姿を消しているアーセナル。そしてベスト16第1戦での敗戦は今季で6年連続となった。
2012年はACミランに0-4と惨敗し、13年はバイエルンに1-3、14年もバイエルンに0-2と“天敵”に完敗。15年はASモナコに1-3、そして昨季はバルセロナに0-2といずれも本拠地で敗れた。初戦で2点差以上のビハインドを背負い、それを跳ね返せないまま敗れ去っている状況が続いている。
今季もすでに絶望的な状況に追い込まれているアーセナルはこの大ピンチを切り抜け、奇跡の8強進出を手にすることはできるのだろうか。

「破滅的」「こんな酷いチーム見たことない」 カーン氏がアーセナルを酷評
(ISM)

元ドイツ代表GKオリヴァー・カーン氏が、アーセナル(イングランド)に言及。「こんな酷いチームは見たことがない」と酷評した。英『メトロ』紙(電子版)が現地時間15日に伝えている。
アーセナルは15日、バイエルン(ドイツ)とのチャンピオンズリーグ(以下CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグに臨み、敵地で1対5と大敗。一度はFWアレクシス・サンチェスのゴールで1対1としたが、終わってみれば5失点。セカンドレグを待たず、7シーズン連続のCL16強敗退が決定的となった。
現役時代にバイエルンで14年を過ごしたカーン氏は、この試合を受け「こんなに酷いプレーをするチームは見たことがない」「バイエルンの相手は、ボールを持っていないときのプレーが破滅的なチームだった」とアーセナルを酷評した。
また、「選手は非常に受け身だった。特に(メスート・)エジルだ。彼らはまるで、監督の指示に耳を傾けようともしないようだった」と、選手の姿勢に苦言を呈している。(STATS-AP)

大敗のベンゲル監督「心が折れてしまった」、解任論の高まりは必至か
(AFP=時事)

ベンゲル監督への重圧が強まっているとも言われる中で、チームは後半の10分間に3ゴールを奪われるなどして大敗。7シーズン連続の決勝トーナメント1回戦敗退はほぼ避けられない状況となり、指揮官の退任を求める声はさらに大きくなるものとみられる。
ベンゲル監督は試合後、「2点目を取られて、そして最も痛かったのは、ローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)を(負傷で)失ったことだった。そこで心が折れてしまった」と振り返った。
「言い訳を探すつもりはない。全体的に見て、相手の方がわれわれよりも上だったと言わざるを得ない。後半の相手は非常に良いプレーをした一方、われわれはレベルを落としてしまった」
「相手の方が優れていたし、見事だと言わねばならない。特に3点目はとどめになった。こちらはなすすべがなかった。このレベルでこういった負け方をするのはもちろんショックだ」
現在の自身の心境について詳しく言及するのは避け、「もちろんがっかりしているのは確かだが、今最も重要なのは、私の気持ちではないと思う」と話すにとどめたベンゲル監督だが、周囲は少し違った意見を持っている。
元アーセナルの選手で、現在はテレビ解説者を務めるマーティン・キーオン(Martin Keown)氏は、BTスポーツ(BT Sport)で「すごく傷ついているように見えた。胸が痛むよ。自分を責めるのは絶対にやめてほしいが」と話した。
「本人にとってはこれ以上ないどん底だろう。おそらくこれで、シーズンの終わりに待ち受けていると言われる変化への流れが、さらに加速するんじゃないかな」 【翻訳編集】 AFPBB News

バイエルンに5失点大敗のヴェンゲル監督「奇妙な試合。ラスト25分は悪夢」
サッカーキング | 世界のサッカーを極めよう!から

6シーズン連続で敗退しているベスト16の壁を破るため、アウェーでのファーストレグに臨んだアーセナルだが、準々決勝進出は厳しい状況となった。試合後、アーセン・ヴェンゲル監督が心境を明かしている。アーセナル公式HPが伝えた。
ヴェンゲル監督は「奇妙な試合だった。前半は非常に良いプレーをしていたように感じたからね。ハーフタイムを迎える前にはいくつか良いチャンスを作り出していた」と、1-1で終えた前半の戦いぶりには手応えを示したが、以下のように続けた。
「でも、その後は難しい試合になってしまったね。(ローラン)コシェルニーのこと(負傷交代)があり、53分と56分に失点を許してしまった」
「3失点目の後は大きな問題に直面し、組織としての統一性を失ってしまった。我々は精神的に混乱していた。最後の25分間は悪夢だったね。我々は何のリアクションも起こせなかったのだから」

敗退濃厚のアーセナル、ヴェンゲルも完敗を認め「最後の25分間は悪夢のようだった」
(Goal)

アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はバイエルン・ミュンヘン戦の完敗を認め、難しい試合を強いられたと語っている。
「奇妙な試合だった。前半は良いプレーができて、前半の終了間際に2つのビッグチャンスがあった。2失点目は運が悪かったと思っている。というのも審判は最初、コーナーだと判断していたのだからね。さらに、最悪だったのは(ローラン)コシールニーを失ったことだ」
「我々の惨敗だ。結局の所、相手の方が良いチームだったし、後半の彼らは素晴らしかった。一方で、我々は後半悪くなってしまい、最後の25分間は悪夢のようだった。反応を見せることができなかったんだ」

ベンゲル監督「後半20分からは悪夢になった…」
(日刊スポーツ)

アーセナルのベンゲル監督は試合後、大敗のショックからか3つの質問に答えると会見を打ち切った。一問一答は次の通り。
-これだけの得点差をつけられての負け。どんな気持ちか?
「あまりない試合だ。前半はいい試合だったと思う。ハーフタイム前に2つのビックチャンスがあった。だが後半は問題が続いた。(DFの)コシールニーが負傷でいなくなり、そのあとは失点が続いてしまった。Bミュンヘンの3点目が決まってからは自分たちのポジションを失ってしまった。後半20分からは悪夢になってしまった。答えはないよ」
-コシールニーがいなくなったのは痛いがそれでもやりようはあったのでは?
「もちろんだ。だが、コシルニーが残っていてくれるならその方がよかったのは間違いない。メンタル的に問題があった」
-3失点目後に崩れてしまった。メンタリティに問題?なぜそうなってしまった?
「短い時間に続けて2失点をしてしまうと、それを消化するのは難しい。詳細は分析してみないとだが。メンタリティと守備のオーガナイズがうまくいかなかった」

ヴェンゲル、大敗の原因はコシェルニーの負傷と語る「相手は常にウチよりも良いプレイをしてた」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

この大敗のショックを彼はどのように消化するだろうか。アーセナルのフランス人指揮官アーセン・ヴェンゲル監督が、16日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stのバイエルン・ミュンヘン戦を振り返っている。
もちろんアリアンツ・アレーナは彼らの庭ではないが、このスコアを予想するのは困難だ。30分にはチリ代表FWアレクシス・サンチェスが1点を返すも、このわずかなアウェイゴールのみが、彼らに残された唯一の希望となってしまった。ヴェンゲル監督は1-5という敗北の後、その重い口を開いている。英『sky SPORTS』が伝えた。
「どう説明したらいいか分からない。勝敗の鍵を握ったのはコシェルニーを失ってしまったことだね。あそこから不運にも失点し、チームは崩れてしまったよ。ウチにも2度の決定機があったが、それを生かすことはできなかった」
名将は敵のレベルが自軍を上回っていたと話している。
「彼らは常にウチよりも良いサッカーをしていたね。我々は後半にトーンダウンした。もちろん運も悪かったのは事実だが、それを抜きにしても相手のパフォーマンスは素晴らしかったね」

アーセナル ベンゲル監督、欧州CL大敗で解任オッズ急上昇
(スポニチアネックス)

欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦で、15日にアーセナルがバイエルン・ミュンヘンに1―5と大敗したことを受けて、アーセン・ベンゲル監督(67)の解任オッズが急上昇した。
15日の英紙デーリー・ミラー(電子版)による「今季中に解任されるプレミアリーグ監督」のオッズで、アーセナルのベンゲル監督は「17倍」から「11倍」に急騰。地元ブックメーカーのスカイベットでは、16日時点で「9倍」とさらに上昇しており、FW岡崎が所属するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督(65)の「1.67倍」、ミドルスブラのアイトール・カランカ監督(43)の「4.5倍」に続く“3番人気”。SNSなどでも、現契約が今季で満了するベンゲル監督への解任要求は高まっている。
また、英紙サンは16日、3月7日にホームで行われる同1回戦2戦の観戦チケットが大量に払い戻されていると報道。クラブ公式のチケット販売サイトでは、第1戦前までは完売状態となっていたが、試合後はほとんどのエリアでチケットが購入可能になったという。

英国勢初のCL通算200失点に到達。アーセナル、バイエルンに大敗で不名誉な記録
フットボールチャンネル

現地時間15日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合が行われ、アーセナルはバイエルン・ミュンヘンと対戦し1-5の大敗を喫した。この試合でアーセナルは不名誉な記録を樹立している。
英国のスポーツデータ会社『オプタ』によると、バイエルン戦で5失点を喫したことで「イングランド勢で初めてCL通算200失点に到達したチーム」になったとのこと。欧州大会のビッグゲームで勝てないイメージが定着しているアーセナルだが、それを裏付ける形となってしまった。
昨シーズンのCLでもバイエルンと対戦したが、そこでも1-5の大敗を喫している。対戦成績を見ても負け越していることから、アーセナルにとってバイエルンは苦手な相手のようだ。2ndレグは3月7日に行われるが、果たして逆転することはできるのだろうか。

アーセナルサポーターは怒りを通り越して呆れてる? 「ヴェンゲル、もう終わりだ」
TheWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

英『METRO』によると、今回の大敗にサポーターからはいつものようにヴェンゲル解任を求める声が挙がっている。現在はリーグ戦でも優勝が難しい状況になっており、今季も例年と同じようなシーズンになる可能性が高い。それどころか最悪の場合トップ4から漏れるかもしれない。
こうした状況にサポーターからは、「監督を代える時だ」、「ヴェンゲル、お願いだから出てくれ。もう終わりだ」といった意見が出ており、いい加減ヴェンゲル政権を終わらせてほしいと考えている者が多いようだ。もはや怒りというより、呆れているといった方がいいかもしれない。
今回のバイエルン戦でも最前線でアレクシス・サンチェスが不満を露わにし続けており、チーム内の空気もよくないことが予想できる。今季が終わればサンチェスやメスト・エジルといった選手たちがクラブを去る可能性もあり、来季は1からのスタートになるだろう。それに合わせてヴェンゲル政権を終わらせるのも1つの手だが、これほど毎年同じようなことを繰り返しているのであればヴェンゲル政権を続ける理由はないか。

ファーディナンド氏、宿敵アーセナルを「腰抜け」と罵倒 崩壊劇に「根性を見せてほしかった」
フットボールチャンネル

アーセナルは15日のUEFAチャンピオンズリーグ16強第1戦の敵地バイエルン戦で屈辱の1-5大敗を喫した。かつて宿敵マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、後半4失点という崩壊劇に「腰抜け」と罵倒。ガナーズの大敗は波紋を広げている。
英衛星放送「BTスポーツ」で解説を務めたファーディナンド氏は容赦なかった。「ハーフタイムの時点では1-5の試合には見えなかった。バイエルンがそこからギアを入れ替えた。彼らは腰抜けのようだった。ファイトもアグレッシブさもなかった。根性を見せてほしかった。そこが、個人的には一番悲しいところだ」と、アリアンツ・アレーナで滅多打ちにあったアーセナルの体たらくを一刀両断した。
そして、アーセナルの陣容の寂しさにもメスを入れた。
「アーセナルの経営陣はどれだけ出し渋っているんだ。これはチャンピオンズリーグのクオリティーと呼べるのか? もしくはチャンピオンズリーグやプレミアリーグを優勝できるクオリティーなのか? アーセン・ベンゲルのキャリアでこの時期を思い出したら、個人的には悲しくなるだろう」

アーセナルファン、屈辱的な敗北を受け指揮官に退任を強く要求「出て行け」
フットボールチャンネル

来夏までとなっている契約をまだ延長していないことで、今シーズン限りで退任することになるのではないかと盛んに騒がれているヴェンゲル監督だが、試合後にはファンから退任を強く求めるコメントが殺到。
「恥ずかしい限りだ…とは言っても予想通りの結果だった」「頼むから次の試合にみんなで退任を求める横断幕を持って行かないか? 俺たちの声が届かなければ、彼は契約を延長してしまう」「ヴェンゲル出て行け。(エバートンを率いるロナルド・)クーマン監督を連れて来てくれ。これらの役立たずではなく、才能のある選手を買い漁りに行け」「新しい体制になる時だ」などとファンはヴェンゲル監督を強烈に批判し、「#WengerOut」のハッシュタグがツイッター中を駆け巡っている。

アーセナル、ファンはCL諦めた? バイエルン戦のチケット売却に躍起
(ISM)

現地時間15日(以下現地時間)に行なわれたチャンピオンズリーグ(以下CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、バイエルン(ドイツ)に敵地で1対5と大敗したアーセナル。この結果を受け、ファンは本拠地でのセカンドレグのチケットを早々に売りさばこうとしているようだ。英タブロイド『ザ・サン』紙(電子版)が伝えている。
今季はグループ首位で決勝トーナメント進出を決めたアーセナルだが、抽選で引き当てた1回戦の相手はドイツ王者バイエルン。アウェイでの初戦は1度はFWアレクシス・サンチェスのゴールで1対1としたが、その後悪夢の4失点。7シーズン連続の1回戦敗退が濃厚となっている。
ホームでのセカンドレグは、3月7日。当然、このチケットはファーストレグを前に完売。クラブ公式HPの「ticket exchange(チケット交換)」ページも、すべての座席が売却済みを示す赤色になっていた。
しかし、『ザ・サン』によれば試合終了後から「入手可能」を示す黄色の席がちらほらと増え始め、終了から約45分が経過した午後10時12分の段階で、2階席の多くのブロックでチケットが入手可能に。午後11時を過ぎると、ほとんどのブロックでチケットが手に入る状態になったという。
例外はバイエルンファン向けに用意されたアウェイ席。こちらはファーストレグ後もほぼ変動なし。また、「エグゼクティブボックス」と、子連れのシーズンチケットホルダーが多く座るセクションも変動はないとのこと。
『ザ・サン』が16日午前12時頃に報じたところによれば、数千枚のチケットが売りに出されているそうだ。

エジル、最低最悪の評価”1″。英紙「ピッチにいたの?」と辛口コメント
フットボールチャンネル

現地時間15日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合が行われ、アーセナルはバイエルン・ミュンヘンと対戦し1-5の大敗を喫した。この試合でフル出場を果たすも得点に絡めなかったドイツ代表MFメスト・エジルに対して英紙が衝撃の評価を下している。
英紙『エクスプレス』は、相手の5得点を防げなかったGKダビド・オスピナに対して「5.0」の評価、守備の要であるDFスコドラン・ムスタフィには「4.0」、CBコンビを組むDFロラン・コシエルニーには「6.0」と、そこそこの評価を与えたのに対して、存在感を発揮できなかったエジルに対しては「1.0」と最低評価を下した。寸評では「ピッチにいたの?」とだけコメントしている。(英紙は10段階で評価し、10が最高、1が最低)
2018年6月でアーセナルとの契約が満了となるエジルに対して、クラブ側は契約延長のオファーを提示しているが未だに交渉は成立していない。最近では調子も落ちており批判も相次いでいる。果たして、再び信頼を取り戻し風当たりが強くなっている状況を跳ね返すことができるのだろうか。

【CLレビュー】大一番で表した本性。バイエルンがアーセナルを一蹴
(footballista)

今年に入ってからのバイエルンは、苦しい試合を続けていた。ブンデスリーガ第19節シャルケ戦ではホームで引き分けてしまい、第17節フライブルク戦と第20節インゴルシュタット戦はともに終了間際のゴールによる薄氷の勝利。『ビルト』紙からは「運頼みのバイエルン」と揶揄されており、このアーセナル戦でも相当な苦戦が予想されていた。
だが、そうした格下相手の不甲斐なさは、アンチェロッティ監督にとっては織り込み済みだったのかもしれない。ミュンヘンでの一戦で、バイエルンは別人のようなパス回しでアーセナルを圧倒した。
開始直後から、バイエルンの集中力は普段のブンデスリーガでのそれとはまったく異なるものだった。パススピードが速く、全体をコンパクトにする意識が高く、ボールを失っても一気に囲い込んで奪い返す。
彼らの集中力がいかに研ぎ澄まされていたかを物語るのが、アーセナルの組織的なプレスをかわし、DFフンメルスがトップ下のチアゴ・アルカンタラへと40m級の縦パスを通した2分のプレーだ。このシーンに象徴されるように、プレスがかからないため次第にアーセナルの選手たちの足が止まり、バイエルンはボランチのシャビ・アロンソを含め後方から面白いようにロングパスを通すことができた。11分にロッベンが右サイドから切り込んで先制点を決めたのは、当然の流れだった。
この日のバイエルンは判定に恵まれず、29分、CKのボールをレバンドフスキが胸トラップしてクリアしようとした際、後方から割って入ったコシエルニーを蹴る形になりPKの笛を吹かれてしまった。GKノイアーがサンチェスのキックを1度は止めるも、こぼれ球を押し込まれ同点にされてしまう。
だが、集中のスイッチが入ったバイエルンに、もはや運は必要なかった。53分、反撃に出たアーセナルの隙を突き、GKノイアーがゴールキックから素早くリスタート。後退しながらの守りを強いられ態勢が整っていないアーセナル守備陣をあざ笑うかのように、ラームのクロスをレバンドフスキが頭で合わせて勝ち越した。
以降はバイエルンのゴールショーに。56分、シャビ・アロンソの縦パスをレバンドフスキがヒールでゴール前に流し、抜け出したT.アルカンタラが悠々ネットを揺らすと、スペイン代表MFは63分にもCK後のこぼれ球を押し込んでダメ押し点を挙げる。終了間際には不調に陥っているミュラーが途中出場からゴールを決め、仲間たちから祝福を受けるというおまけつきだった。
試合後、ロッベンは「こんなに良いとは、少し驚いている」とコメント。それほどバイエルンの攻撃は圧倒的だった。
前任者のペップ・グアルディオラ時代、バイエルンはすべての試合を100%で戦い、常に内容を高めようとしていた。一方、イタリア人のアンチェロッティは、シーズンを通したペース配分の方が大事だと考えているのだろう。格下相手の苦戦を許容し、「チャンピオンズリーグが最も大事」という宣言通り、この大会では集中力のスイッチを入れる。
今季のバイエルンは、大一番になるほど力を発揮するチームになるかもしれない。
(文/木崎伸也)