宇佐美貴史、再びブンデスに | 楽しい楽しいバイエルン・ミュンヘン

公開日:2016/06/21
宇佐美貴史、再びブンデスに

元バイエルンでガンバ大阪の宇佐美貴史24歳が
アウクスブルクに完全移籍
ブンデスにリベンジ
バイエルンは経験しに、今度は勝負しにと
精神的にも成長しているし期待できるかも
頑張れ宇佐美

G大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史(24)が、ドイツ1部アウクスブルクへ完全移籍すると発表した。契約期間は20年6月末までの4年間。移籍金は2億円、年俸は1億円(金額は推定)。3年ぶりの欧州再挑戦で、前回も同じドイツ(Bミュンヘン、ホッフェンハイム)だったが結果は残せなかった。宇佐美はクラブを通して「またブンデスリーガでプレーできるのが、すごく楽しみ」とコメントした。今日21日に移籍会見を行う。(日刊スポーツ)

チームは、宇佐美との契約が2020年6月までの4年間であることを同時に発表している。また、ドイツ紙「キッカー」は今回の完全移籍による移籍金は150万ユーロ(約1億8000万円)だと報じSoccerMagazine ZONE WEB/サッカーマガジンゾーンウェブ

移籍会見一問一答

「移籍に関してですけど。こんなに、自分自身がガンバを愛していて、こんなに愛するクラブでサッカーができることっていうのは本当に幸せなことだと思いますし、自分自身、ファンから始まったクラブで、ファンの人たちから応援してもらえる環境を心の底から愛しています。ただ、挑戦のない人生というか、壁にぶち当たらない自分の人生はらしくないと思いますし、自分の道を外れたときに軌道修正してくれる人がたくさんいるこの環境、また常に、失敗し続けても期待をして応援してくれているファンの人たちがいる環境ではなく、またゼロからその環境をつくっていくような、壁にぶち当たって、こけて、また起き上がって、また壁にぶち当たってっていう人生を選びました。そっちの方がおそらく苦しいですし、楽しくないことも多いとは思いますが、自分の成長のために、また自分のサッカー人生、自分の人生のためにわがままではありますが、そっちを決断させていただきました。移籍を決めた理由はそんな感じです」
--2度目の挑戦となる今回は、自身のサッカー人生でどういう意味となるか
「自分自身、生きてきた中で一番の挑戦。バイエルンに行ったときもそうですけど、あれは経験をしに行ったという感覚のほうが、挑戦なんですけど、大きかったですし、ただ今回は完全移籍ということもあるので、人生をかけた再挑戦という意味合いが大きいと思ってます。その中で、失うものも大きいとは思いますけど、得るものもたぶん爆発的な量があって、その得るものの中で、また自分自身、爆発的に成長できるか、そうでないかというのは自分自身にかかっていると思うので、だからこそ魅力は感じます」
--ブンデスリーガに対するこだわりはあるのか
「いや、そんなにドイツじゃなきゃ、いやだってことはなかったんですけど、やっぱりどこかこうドイツから帰ってきてガンバでやりながらも、やっぱりドイツ、ブンデスリーガの結果をフォローしている自分がいたりだとか、どこかリベンジしたい、このままでは終われないという気持ちは常に片隅には置きながら。自分のサッカースタイルとしても、たぶんあまり一致しないというかどっちかというと合わない感じなんですけど、だからこそより吸収できる部分が大きいと思うので、また再挑戦するならオファーいただいた瞬間にブンデスだと思いましたね」
--(質問者がかわって…)前回の移籍と比べてやれる自信
「1回行ってるというのもあって、前回行ったときよりやれるんじゃないかという自信はやっぱり強くなってます。一回行ってできなかったこと、ピッチ内、外でもそうですけど、ドイツから帰ってきて日本でやるなかでもっとドイツでこうできたんじゃないかという思いがすごいあふれてきた。次行ったときはもっとこうしてやるぞってことをより貪欲にやっていこうとは思いますし、まあピッチ内でのプレーが一番大事ですけど。ピッチ外のところでもやっぱりより選手同士でコミュニケーション図って、まず一人の人として認めてもらうこともすごく重要だと思うので、そういうことも成長していけたらいいなと思います」
--リベンジとはなにを意味するか
「1回目行って、バイエルンでは、すごくいい経験をさせてもらって、ホッフェンハイムでは最初の試合に絡むことができましたし、通用した部分も感じることができたんですけど、最終的にそうなった(日本に帰ってきた)というこことは通用しなかったという部分も大きかったと思う。帰ってきてからのガンバでの日々のなかで、どれだけ積み上げることができてるのか、どれだけまた成長することができたのかということをドイツで証明していきたいです。1度失敗して2回目に成功するっていうそのストーリー自体はすごく自分の中でいいと思うので理想のストーリー通りになるようにできればいいなと思っています」
(サンケイスポーツ)

――ピッチ外では具体的に
 ドイツ行く前はチームメートの関係性を重要視しているタイプではなかった。そのままドイツに行って、言葉に話せない、でも自分自身はそんな感じ。会話ができる状況にまた戻ってきて、選手同士の関係性を、岩下敬輔くんに面倒見てもらえるようになったり、また後輩への接し方だったり…選手同士の関係性の充実、そこがプレーに繋がってくるのは間違いないと思う。選手同士の関わりが好きになったので、そこを崩さずやりたい。言葉が分からないから、より重視したい。
――本田圭佑からのメッセージ
 ずっと「どうすんねん」とは言われていた。去年から…。今年もメールで「どうすんねん」と言われていた。どういう意味合いで行っているのか聞いてみたら「欧州に出て色んな刺激を受けてもらわないとアカン。欧州に出ないと分からないことがある」とシンプルに言ってくれた。でも圭佑くんにどうこう言われたから挑戦ではない。ギリギリの状況でやって、このままガンバで順調、順風満帆に成長するよりは、行って爆発的な成長をするか、またボロボロになるか。そっちの賭けの方が面白いかな、と。メールは代表合宿の2週間前ですね。その時はオファーではなかった。で、代表合宿で会って圭佑くんに「決まりそうだ」と伝えたら、ニヤッと笑って「おめでとう」と。ようこそ風味の「おめでとう」だった。他の選手にも欧州にいくことの意味は説いている。
(スポニチアネックス)

アウクスブルクGM

契約締結に至り、喜んでいる。というのも、宇佐美貴史はすでにブンデスリーガの経験があり、このところガンバ大阪で非常に素晴らしい進化を遂げている若手選手だからだ。彼がそのクオリティでチームのさらなる助けになってくれると、我々は確信している」と、宇佐美を歓迎した。(ISM)

奥さんの宇佐美蘭

幼馴染の2人は宇佐美のバイエルン移籍を機に2011年6月に入籍。ドイツ初挑戦の日々をそばで見守り続けてきた蘭夫人は「ガンバから離れるのは私もとても寂しいですが、ボロボロになったドイツでの日々を思うと、這い上がり、遂にこの日を迎えられたことが心から嬉しいです。次こそ主人が活躍できるよう、再挑戦を全力で応援したいと思います!」と綴っゲキサカ[講談社]