公開日:2016/05/11

フンメルス移籍決定でもろもろコメント

フンメルスが移籍決定し本人のコメントや
いろいろなところからコメントが出てきた

ドルトムントに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスのバイエルン移籍が10日に発表された。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)が同選手の移籍決断の理由を明かしている。ドイツ誌『kicker』日本語版が報じた。ヴァツケCEOとミヒャエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)、そしてバイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、4月29日にデュッセルドルフにて会談。そして10日に、電話にて基本合意に達したという。『kicker』誌によると、移籍金は約3500万ユーロ(約43億4000万円)で、ドルトムント側からの要求にバイエルンが応じたもの。もしも応じていなければ、フンメルスはドルトムントとの契約を延長していたようだ。フンメルスとのこれまでの話し合いについて、ヴァツケCEOは「非常に多く、そして非常にオープンに行われてきた」と明かし、移籍の決断ついては「強く家族的な理由」があったとも述べている。一方、バイエルンのルメニゲCEOは「世界最高のセンターバックの一人。我々のクオリティをさらに上げてくれる」と獲得に喜びを見せた。(SOCCER KING)

来季からバイエルンに移籍することで合意したドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルス(27)について、ドイツ誌『キッカー』は移籍金が3500万ユーロ(約43億円)だったと報じている。もともとフンメルスとドルトムントの契約は来夏までとなっており、契約が残り1年となった選手の移籍金としてはブンデスリーガ史上最も高額だという。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOはフンメルスとの交渉に関し、「非常に多くの、そしてオープンな対話があった」と語っており、移籍の背景には「強い家族の理由」があったとしている。『キッカー』によると、約43億円という移籍金はドルトムント側が要求した金額で、これをバイエルンが受け入れたことで移籍が実現した。もしもバイエルンがこの条件に応じなければ、フンメルスはドルトムントとの契約を延長するつもりだったと、同誌は伝えている。(ゲキサカ)

日本代表MF香川真司(27)が所属するドルトムントの主将でドイツ代表のDFマッツ・フンメルス(27)が、バイエルン・ミュンヘンへ今夏に移籍することで合意した。10日、両クラブが発表した。身体検査に合格すれば、2021年6月30日までの5年契約を結ぶ。移籍金は公表されていないが、地元紙によれば3800万ユーロ(約47億円)と報じられている。フンメルスはバイエルンMの下部組織で育ち、08年からドルトムントでプレー。2度のリーグ優勝などに貢献し、ドイツ代表でも14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で優勝した。今季バイエルンMは史上初の4連覇を達成、ドルトムントは2位となっており、ライバルチームへの移籍となった。バイエルンMのルンメニゲCEOはチームのサイトで「彼の力が加わることで、チームはさらなる高みへ行くことができる」とコメント。フンメルスはドルトムントの公式サイトで「移籍を決断するのは簡単なことではなかった。しかし、自分がホームタウンに戻る前に、ドルトムントでドイツ杯の優勝を勝ち取りたい」とコメントし、5月21日に控える移籍先のバイエルンMとの決勝戦での勝利を誓った。(スポニチアネックス)

フンメルスのコメント

フンメルスは両クラブが移籍を発表後、ツイッターで声明文を発表した。
「みんな想像できるように、この数週間は落ち着かない日々だった。なぜなら、人生で最も難しい決断を下さなければいけなかったからだ。最終的には、自分にとって新しいチャレンジをすることを選んだ。さらに言えば、生まれ故郷、家族、多くの友人が住んでいる町を、だ。僕の決定を理解できない人がいることも理解している。でも、8年半のドルトムントでの素晴らしい年月を過ごした後、新しいチャレンジをする時がやってきたんだ」「心苦しいが、自分が成長し、偉大な成功を収めたクラブから去る。僕を助けてくれた人に感謝する。この偉大なクラブの最高のサポーターであるみんな、職員、裏方さんにも感謝したい。もちろん、指導してくれた3人の監督、ミヒャエル・ツォルク、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケにも。あとチームメートにも。彼らの存在なしに、ここ数年の僕は存在しえなかった。常に聞く耳を持ってくれた」「もちろん、多くのメッセージ、コメント、僕をBVBに残留させようと願う投稿も見てきた。ヴォルフスブルク戦での最高の反応も。スタジアムのみならず、練習場、スーパーマーケットでも心が揺さぶられた。すごく感謝している。残りの練習と試合で全てを出し尽くすつもりだ。価値のある別れにするために。決勝戦後にルール地方にカップを取り戻したい。ありがとう。マッツ」(Soccer Magazine ZONE web)

ドイツ誌『kicker』日本語版が11日に伝えた。「みんなが想像している通り、この数週間は僕にとって精神的にとても苦しい時間だった。人生の中で、最も難しい決断を下さなくてはならなかったよ」と苦悩を明かすフンメルスだが、「最終的に僕は、新しい挑戦に向かうことをクラブ側に伝えた。僕の故郷で。僕の家族と、たくさんの友人たちがいる場所で」と移籍を決断した理由を説明。「辛い気持ちでこのクラブを後にすることになる。ここで一緒に成長し、大きな成功を収めてきた。だからみんなに、感謝の気持ちを伝えたい。この素晴らしいクラブにいる、本当に素晴らしいファンたちへ、裏方でチームを支えているクラブ関係者へ、これまでにプレーしてきた3人の監督たち、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツ・ディレクター)やハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOにも」「本当に良いチームメイトに恵まれた。君たちがいなければ、決してこの素晴らしい数年間なかったよ。いつだって僕の相談をのってくれたね」「ドルトムントに残留するよう、多くのメッセージ、コメント、投稿などを目にした。ホームのスタジアムでも、アウェーのスタジアムでも、練習場でも、スーパーマーケットでも。とても胸を打たれたよ。これこそがドルトムントファンだ。本当に大切に思っている」(SOCCER KING)

レーヴ監督

「基本的に私は喜んでいるよ。代表選手がブンデスリーガに残るというのは喜ぶべきことだ。私にとってブンデスリーガはプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラと並ぶ強さ、魅力があるからね」

フンメルスの移籍決定を受け、ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督がドイツ誌『スポーツビルト』の取材に応じた。同監督はフンメルスの決断について「ドイツ代表選手がブンデスリーガで(引き続き)プレーするというニュースに、もちろん喜んでいる。プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラのクラブに移籍することも、きっと魅力的だったはずだからね」とコメントし、同選手がドイツ国内でのプレー続行を選択したことについて安堵している様子だったという。また、ドイツ代表のチームマネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏は4日、「できればユーロ2016が始まる前に移籍先が決まってほしい。もし(開幕までに移籍先が)決まらなかった場合に最も重要なのは、大会中は移籍のことを考えず、全てを代理人に任せるということだ」と話しており、代表のDFラインを統率するフンメルスがユーロ本大会に集中できなくなってしまうことを危惧していた。(SOCCER KING)

リーグ役員

フランクフルトのCEOで、ドイツサッカーリーグ(DFL)の取締役でもあるヘリベルト・ブルッフハーゲン氏が、ボルシア・ドルトムントDFマッツ・フンメルスのバイエルン・ミュンヘン移籍に否定的な見解を示している。『キッカー』によると、バイエルンがドルトムントに支払う移籍金は、3500万ユーロ(約43億4000万円)。ドルトムントとの契約が残り1年だったことを考慮すれば、異例の高額と言えるだろう。ブルッフハーゲン氏はフンメルスの移籍について、次のように述べている。ドイツ『シュポルト1』が伝えた。「バイエルンはヨーロッパの最高レベルでプレーしており、そのレベルを維持することを考える。それは理解できる。ジェローム・ボアテングとフンメルスのセンターバックコンビとなれば、バイエルンがすでに確保しているランクをさらに確実なものにできるのだからね」「だが、2位のドルトムントはフンメルスを失ってしまう。ブランドとしてのブンデスリーガにとって良い決断かと聞かれれば、私は『ノー』と答えるよ。これは資本の力が物を言わせたということ。長い年月をかけて、バイエルンはこのような優位な地位を得たんだ」(Goal)

メッツェルダー

メッツェルダー氏は、ユース時代の一部をシャルケで過ごした後、シャルケの宿敵であるドルトムントに加わった。その後、レアル・マドリーを経由してシャルケに復帰している。2013年に現役を引退したメッツェルダー氏が、ドイツ『シュポルト・ビルト』で次のように語った。「彼はミュンヘン出身で、家族とのつながりが強い。それに、バイエルンはチャンピオンズリーグを含め、多くのタイトルを獲得する可能性がより高い。私は理解できるよ」「選手としては、筋の通った説明ができると思っているから、理不尽な扱いだと思ってしまうんだ。でも、ファンの考えは主観的で感情的なものだね。だから、キャプテンがライバルに加わることでファンが怒ることも理解できる」「自分もシャルケに移籍したときに経験したことだ。マッツも我慢しなければいけない」バイエルンではDFジェローム・ボアテングとコンビを組むことになりそうだ。メッツェルダー氏は、ヨーロッパ屈指のCBコンビが誕生すると見ている。「ジェロームはペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)の下で、ビルドアップの面で大きく成長した。彼の方が守備の競り合いでよりスピードがあるから、この2人の中ではより完成されたDFかもしれない。だが、マッツはとてつもない戦略家だ。大きな自信を持ってプレーしているし、ビルドアップに関してはベストかもしれないね」(Goal)